非小細胞肺癌の放射線治療について教えてください。
ステージ3の非小細胞肺癌が根治的放射線治療の主な対象であり、化学療法と併用して行います。
非小細胞肺癌の根治的放射線治療は、主にステージ3の患者さんに対して通常は数週間にわたって実施されます。体力が十分であれば、化学療法と併用して行うことが多く、併用する方が時期を分けて行うよりも効果的とされていますが、副作用のリスクも高まります。
ステージ1や2では通常、手術が選択されますが、手術が難しい場合や、患者さんが手術を希望しない場合には、放射線治療が推奨されることもあります。
放射線治療の副作用には、咳、皮膚炎、食道の炎症、白血球の減少や貧血などがあります。
これらの副作用は通常、治療終了後に徐々に改善しますが、放射線による肺の炎症が起こることもあり、重症化する可能性もあります。
発熱や息苦しさ、空咳などの症状が出た場合は、すぐに医師に相談することが重要です。
公開日:
最終更新日:
京都大学医学部附属病院 呼吸器内科
山形 昂 監修
(参考文献)
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