大人がインフルエンザ脳症にかかることはありますか?
まれですが、大人でもインフルエンザ脳症は起こります。
大人がインフルエンザ脳症にかかることはまれですが、起こることはあります。
インフルエンザ脳症は主に乳幼児から小児に多い病気ですが、成人例も国内外で報告されています。日本の疫学調査では、成人の発症率は人口100万人あたり約0.2~1人/年とされ、小児(約2.8人/100万人/年)より明らかに低いものの、ゼロではありません。
原因は小児と同様に、ウイルスが直接脳に感染するわけではなく、免疫反応が過剰に働くことで脳に炎症やむくみ(脳浮腫)が生じることと考えられています。症状も共通しており、発熱後の意識障害(朦朧とする、会話が成立しない)、異常行動、けいれんなどがみられます。成人では意識障害が前面に出ることが多く、画像検査で脳の異常が確認される例もあります。
一方で、高齢者(特に65歳以上)では致死率が最大20%程度と報告され、小児より重症化しやすい側面があります。糖尿病などによる高血糖、腎臓病、免疫力が低下する病気、ワクチン未接種、重症インフルエンザを背景に発症リスクや予後不良リスクが高まります。年齢に関わらず、「高熱+意識や行動の異常」があれば、速やかな医療機関受診が重要です。
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(参考文献)
Fei Xiao et al.“Clinical characteristics, risk factors, and prognostic modeling for poor outcomes in children with influenza-associated encephalopathy: A retrospective cohort study”.National Library of Medicine.https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/41560102/,(参照 2026-01-29).
Akihiko Morita et al.“Nationwide survey of influenza-associated acute encephalopathy in Japanese adults”.National Library of Medicine.https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/30798106/,(参照 2026-01-29).
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最終更新日:
宮城県立こども病院 小児科
谷河 翠 監修
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