横行結腸癌の末期症状はどのようなものがありますか?
患者さんごとにさまざまですが、腹痛、嘔吐、腹部の膨満感などが現れます。
横行結腸癌のいわゆる末期では、病気が進行し、その他の臓器に転移を来している場合が多いです。
身体の症状は患者さんごとにさまざまですが、腹痛、嘔吐、腹部膨満感などがしばしば生じます。
腫瘍そのものが腸をふさいで腸閉塞となれば嘔吐、腹痛を起こします。
また、腹膜播種がある場合には腹水によってお腹の張りを感じる場合もあります。
そのほかに腫瘍から出血が起こり、貧血によってめまいや倦怠感が強くなる場合もあります。
骨に転移すればその部位の痛みが出現しますし、肺に転移して咳や息苦しさを感じることもあります。
このように、横行結腸癌の末期症状は患者さんごとにさまざまです。
いわゆる末期の病状では、痛みや息苦しさのような、辛い症状を和らげる緩和ケアが中心となります。
できるだけつらい症状がないよう、痛み止めなどは十分に使う必要があります。
医療法人財団コンフォート コンフォート豊平クリニック 内科 消化器科
石川 翔理 監修
(参考文献)
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