坐骨神経痛と間違える病気は?何科に行く?セルフチェックはできる?
坐骨神経痛について、特に知りたいことは何ですか?
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坐骨神経痛と間違える病気にはどのようなものがありますか?
坐骨神経痛と間違える病気にはどのようなものがありますか?
帯状疱疹や婦人科の病気、股関節の病気などが、坐骨神経痛と似た痛みを起こします。
坐骨神経痛と間違えやすい病気はいくつかあり、原因となる場所が異なる場合があります。一般的に、坐骨神経痛では腰の診察を行うため、腰ではない部位に原因がある病気は、診断が難しい場合があり、注意が必要です。
具体的には、次のような病気があります。
- 帯状疱疹(たいじょうほうしん):水疱瘡(みずぼうそう)の原因となるウイルスが原因で神経が傷つき、強い痛みや発疹が出ます。発疹が出る前は坐骨神経痛と間違われやすいです。
- 婦人科の病気:大きな子宮筋腫などがお腹の中で神経を圧迫し、足に痛みを出すことがあります。
- 変形性股関節症:病気による股関節の痛みから、お尻や膝まわりにも痛みが出ることがあります。
- 腫瘍:脊髄や腰の骨の腫瘍、または他の場所から転移してきたがんが神経を圧迫している場合もあります。
これらを正確に見分けるためには、MRIやX線などの詳しい検査が必要です。もし、腰に異常が見当たらない場合には、腰以外の診察を受ける必要があるか、医師に話を聞いてみましょう。
(参考文献)
P. Moley.坐骨神経痛.MSDマニュアル家庭版,https://www.msdmanuals.com/ja-jp/home/08-%E9%AA%A8-%E9%96%A2%E7%AF%80-%E7%AD%8B%E8%82%89%E3%81%AE%E7%97%85%E6%B0%97/%E8%85%B0%E7%97%9B%E3%81%A8%E9%A6%96%E3%81%AE%E7%97%9B%E3%81%BF/%E5%9D%90%E9%AA%A8%E7%A5%9E%E7%B5%8C%E7%97%9B(参照 2026-05-01)
日本整形外科学会.“整形外科シリーズ2 腰椎椎間板ヘルニア”..https://www.joa.or.jp/public/pdf/joa_002.pdf,(参照 2026-05-01).
日本整形外科学会.“整形外科シリーズ8 腰部脊柱管狭窄症”..https://www.joa.or.jp/public/pdf/joa_008.pdf,(参照 2026-05-01).
日本整形外科学会.腰椎変性すべり症.日本整形外科学会,https://www.joa.or.jp/public/sick/condition/spondylolisthesis.html(参照 2026-05-01)
日本整形外科学会.転移性脊椎腫瘍.日本整形外科学会,https://www.joa.or.jp/public/sick/condition/spinal_neoplasm.html(参照 2026-05-01)
坐骨神経痛のセルフチェックはできますか?
坐骨神経痛のセルフチェックはできますか?
解説欄のチェック項目をご確認いただくか、症状検索エンジン「ユビー」で質問に答えるだけでセルフチェックもできます。
坐骨神経痛が疑われるかどうかは、以下の「症状」と「生活習慣などの要因」に当てはまるものがあるかセルフチェックしてみましょう。
ただし、坐骨神経痛を診断することはできませんので、疑われる場合は病院で必ず相談しましょう。
■症状のチェック
- お尻や太ももの後ろ、外側、ひざ下などに痛みやしびれがある
- 足に力が入りにくい
- 重いものを持ち上げると痛みが強くなる
- 長い距離を歩けず、前かがみになって少し休むとまた歩けるようになる
- 肛門の周りにほてりがある
■生活習慣や危険要因のチェック
- 重いものを持ち上げたり、腰を曲げたりひねったりする作業をしている
- 車の運転をよくする
- タバコを吸っている
- 激しいスポーツや農作業などをしている
- 過去に腰痛や坐骨神経痛の経験がある
- 家族に腰の病気や坐骨神経痛の人がいる
これらの項目に当てはまる場合、坐骨神経痛やその原因となる病気(腰椎椎間板ヘルニアや腰部脊柱管狭窄症など)の可能性があります。気になる症状が続く場合は、一度整形外科を受診するようにしましょう。
また、症状検索エンジン「ユビー」で質問に沿って回答を進めるだけで、坐骨神経痛かどうかのセルフチェックができます。ぜひご活用ください。
(参考文献)
P. Moley.坐骨神経痛.MSDマニュアル家庭版,https://www.msdmanuals.com/ja-jp/home/08-%E9%AA%A8-%E9%96%A2%E7%AF%80-%E7%AD%8B%E8%82%89%E3%81%AE%E7%97%85%E6%B0%97/%E8%85%B0%E7%97%9B%E3%81%A8%E9%A6%96%E3%81%AE%E7%97%9B%E3%81%BF/%E5%9D%90%E9%AA%A8%E7%A5%9E%E7%B5%8C%E7%97%9B(参照 2026-05-01)
日本整形外科学会.“整形外科シリーズ2 腰椎椎間板ヘルニア”..https://www.joa.or.jp/public/pdf/joa_002.pdf,(参照 2026-05-01).
日本整形外科学会.“整形外科シリーズ8 腰部脊柱管狭窄症”..https://www.joa.or.jp/public/pdf/joa_008.pdf,(参照 2026-05-01).
日本整形外科学会.腰椎変性すべり症.日本整形外科学会,https://www.joa.or.jp/public/sick/condition/spondylolisthesis.html(参照 2026-05-01)
日本整形外科学会.転移性脊椎腫瘍.日本整形外科学会,https://www.joa.or.jp/public/sick/condition/spinal_neoplasm.html(参照 2026-05-01)
坐骨神経痛が疑われる場合、何科を受診したらよいですか?
坐骨神経痛が疑われる場合、何科を受診したらよいですか?
まずは整形外科を受診しましょう。
坐骨神経痛が疑われる場合は、まずは整形外科を受診しましょう。坐骨神経痛を起こす病気は一般的に腰に原因があることが多く、腰の診察を専門的に行っているのは整形外科であるためです。
この病気の原因となる病気には、以下のようなものがあります。
- 腰椎椎間板ヘルニア:腰椎の間にあるクッション(椎間板)が飛び出して神経を圧迫する病気
- 腰部脊柱管狭窄症:年齢とともに腰椎のまわりの靭帯が厚くなり、神経の通り道が狭くなる病気
- 腰椎変性すべり症:年齢とともに腰椎がずれて神経を圧迫する病気
- 脊髄腫瘍や転移性脊椎腫瘍:腰の骨や神経にできる腫瘍や、他の場所のがんが転移して神経を圧迫したもの
- 梨状筋症候群:お尻の筋肉の部分で神経が圧迫される病気
これらの病気の正確な診断には、日常的に診療を行っている整形外科で話を聞いてもらうとよいでしょう。MRIなどの精密検査の必要性やリハビリ、手術の必要性についても評価することができます。
(参考文献)
P. Moley.坐骨神経痛.MSDマニュアル家庭版,https://www.msdmanuals.com/ja-jp/home/08-%E9%AA%A8-%E9%96%A2%E7%AF%80-%E7%AD%8B%E8%82%89%E3%81%AE%E7%97%85%E6%B0%97/%E8%85%B0%E7%97%9B%E3%81%A8%E9%A6%96%E3%81%AE%E7%97%9B%E3%81%BF/%E5%9D%90%E9%AA%A8%E7%A5%9E%E7%B5%8C%E7%97%9B(参照 2026-05-01)
日本整形外科学会.“整形外科シリーズ2 腰椎椎間板ヘルニア”..https://www.joa.or.jp/public/pdf/joa_002.pdf,(参照 2026-05-01).
日本整形外科学会.“整形外科シリーズ8 腰部脊柱管狭窄症”..https://www.joa.or.jp/public/pdf/joa_008.pdf,(参照 2026-05-01).
日本整形外科学会.腰椎変性すべり症.日本整形外科学会,https://www.joa.or.jp/public/sick/condition/spondylolisthesis.html(参照 2026-05-01)
日本整形外科学会.転移性脊椎腫瘍.日本整形外科学会,https://www.joa.or.jp/public/sick/condition/spinal_neoplasm.html(参照 2026-05-01)
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山田記念病院 整形外科 整形外科部長
濱畑 智弘 監修
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