デュシェンヌ型筋ジストロフィーではどのような症状がありますか?
筋力低下が中心で、運動能力の低下、心臓や呼吸の問題、栄養、消化管、発達の症状が出ます。
デュシェンヌ型筋ジストロフィーの主な症状は、全身の筋力がだんだんと弱くなることです。
幼児期には転びやすかったり、走るのが苦手だったりすることがあります。足首が硬くなる(足関節の背屈制限)ことも早期にみられます。病気が進むと歩くことが難しくなり、車椅子が必要になる人もいます。
筋肉の力が弱くなるだけでなく、以下のようなさまざまな症状や合併症が現れることがあります。
- 心臓の機能が弱くなる(心筋症)
- 呼吸をする筋肉の力が弱くなり、息苦しさなどが出る(呼吸不全)
- 背骨が曲がる(側弯症)
- 食べることや消化に関する問題(便秘、やせ、肥満、食欲不振など)
- 発達の遅れや学習の難しさ、行動の問題
- 骨が弱くなる(骨粗鬆症)
- 疲れやすさ、朝の頭痛、日中の眠気
これらの症状は病気の進行とともに変化し、一人ひとり異なります。
東京頭痛クリニック 脳神経内科
越智 佳奈 監修
(参考文献)
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