デュシェンヌ型筋ジストロフィーにはどのような合併症がありますか?
関節拘縮、側弯、呼吸不全、心筋症、消化器疾患などがあります。
関節拘縮、側弯、呼吸不全、心筋症、消化器疾患などがあります。
関節拘縮
10歳前後で歩行ができなくなり、運動能力が失われると、動かさないことで関節が固くなります。1度拘縮してしまうと、介護側でも動かすことが難しくなるため、着替え、入浴、車椅子への移乗などの動作がより難しくなります。拘縮予防のリハビリテーションが大切です。
側弯
10歳前後で歩行ができなくなり、運動能力が失われると、背骨が横に曲がってしまう側弯が進むと言われています。側弯になると、内臓が圧迫されることもあるため、手術が検討されることもあります。
呼吸不全
10歳以降になると、呼吸機能も低下し、呼吸不全に陥ることがあります。定期的に呼吸機能評価をし、適切な治療を適切な時期に開始することが大切です。
心筋症
10歳以降になると、心臓の筋肉の障害が起きる心筋症も進行してきます。定期的に心機能を評価し、心不全に至る前に内服薬での治療を開始・継続を検討していくことが最善とされています。
消化器疾患
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(参考文献)
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最終更新日:
新百合ヶ丘総合病院 脳神経内科
武井 悠香子 監修
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