水頭症
と症状の関連性をAIで無料でチェック
更新日:2023/09/19
あなたの症状と水頭症の関連をAIでチェックする
水頭症について「ユビー」でわかること
※コロナの症状を確認したい方はコロナ症状チェックから
水頭症と特に関連する症状について
次のような症状がある方はご注意ください。
物忘れがある
- 自覚した時期
- 1か月以上前から
- 症状の程度
- 外出が難しいなど日常生活(買い物や散歩)に支障が出ている
集中力が下がっている
- 自覚した時期
- 1か月以上前から
- 症状の程度
- 外出が難しいなど日常生活(買い物や散歩)に支障が出ている
- 症状の経過
- 改善も悪化もしていない
つまずきやすくなった
- 症状の頻度
- ほぼ毎日同じような症状がある
- 症状の経過
- 改善も悪化もしていない
頭がボーっとする、すっきりしない
- 症状の程度
- (他人から見て)呼びかけに反応出来ない瞬間があった
- 症状の経過
- 改善も悪化もしていない
- 自覚した時期
- 2週間以内から
水頭症とはどんな病気ですか?
脳は常に髄液と呼ばれる水を産生し、循環させて、吸収しています。脳の水量は通常一定に保たれていますが、何らかの病気によって脳の水が増えてしまうのが水頭症です。脳の水が増えると認知症になるなど、様々な症状が出ます。
水頭症の特徴的な症状はなんですか?
次の症状などが特徴として見られます
水頭症への対処法は?
症状が何かある場合は、一度近くの脳神経外科を標榜したクリニック、あるいは病院の脳神経外科を受診して相談してみると良いでしょう。
水頭症の専門医がいる近くの病院はありますか?
水頭症の専門医がいる病院を見る水頭症のQ&A
- A.
小児の水頭症患者さんの場合、80%以上は長期間の生存が可能です。
解説「ユビー病気のQ&A」を見る乳幼児期水頭症は治療成績の向上により、80%以上は長期生存可能となっています。
精神発達面ではIQは以下の通り、普通学級就学率は約60%です。- IQ90以上:約30%
- IQ70~90:約30%
- IQ50~70:約20%(軽度知的障害)
- IQ50以下:約20%(中等度以上の知的障害)
水頭症由来の予後は、多くの要因に左右されますが、シャントシステムがうまく機能しているほとんどの患者さんは脳機能が回復し、症状も改善します。
ただし、水頭症の原因となる病気がある場合は、その病気よって予後は変わります。 - A.
小刻みな歩行やすり足といった歩行障害がみられます。また、急速に進行する認知症が起こるのも特徴的です。
解説「ユビー病気のQ&A」を見る高齢者に起こる特発性正常圧水頭症の症状は、歩行障害、認知症、尿失禁の3つが特徴的な症状です。
それぞれ以下のような特徴があります。歩行障害
- 開脚歩行(少し足が開き気味で歩く)
- 小刻み歩行(小股でよちよち歩く)
- すり足歩行(ひざが上がらない状態)
- 不安定な歩行(特に方向転換のとき)
- 転倒する、一歩目が出ない(歩きだせない)
- 突進現象(うまく止まることができない)
認知症
- 集中力、意欲・自発性が低下
- 物忘れが次第に強くなる
尿失禁
- 頻尿(トイレが非常に近くなる)
- 尿意切迫(我慢できる時間が非常に短くなる)
- 尿失禁
- A.
解説欄のチェック項目をご確認いただくか、症状検索エンジン「ユビー」で質問に答えるだけでセルフチェックもできます。
解説「ユビー病気のQ&A」を見る以下のチェック項目に当てはまるものがないか、確認しましょう。
乳児期の場合
- 出産時に異常は指摘されていませんか?
- 額の上部にこぶができていますか?
- 元気はありますか?
- 捕乳力は低下していますか?
- 目を下方に向ける現象は起きていませんか?
- 頭皮・顔面に静脈の怒張は起きていませんか?
小児・成人の場合
高齢者の場合
- 開脚歩行(少し足が開き気味で歩く)はありませんか?
- すり足歩行(ひざが上がらない状態)はありませんか?
- 小刻み歩行(小股でよちよち歩く)はありませんか?
- 認知症(集中力、意欲・自発性が低下、物忘れなど)と指摘されたことはありませんか?
- 尿失禁はありませんか?
なお、症状検索エンジン「ユビー」で質問に答えるだけで水頭症の可能性をセルフチェックすることもできますのでご活用ください。 - A.
小児では、頭囲拡大、哺乳力低下、額の上部にこぶができます。成人の初期症状では、歩行障害が多いです。
解説初期症状としては、年齢と発症原因によって違いますが、主に以下のような症状が挙げられます。
乳児期
乳児期では主に、頭囲が正常範囲を超えて拡大する、元気がなくなる、哺乳力が低下する、大泉門(額の上部にある、骨と骨の継ぎ目部分)が硬く張るなどの症状がでます。
幼児期以降
大泉門が閉じた幼児期以降は、頭蓋骨がすべて閉じきることによって、髄液の圧が上昇して脳組織を圧迫する(頭蓋内圧亢進)ためで頭痛、嘔吐などが起こります。
高齢者
高齢者で起こる特発性正常圧水頭症では、小刻み歩行、すり足歩行や、両足の幅が広がる開脚歩行などの歩行障害が初期症状として多いです。
参考文献:「ユビー病気のQ&A」を見るWilliams JR, et al. Progress in diffuse intrinsic pontine glioma: advocating for stereotactic biopsy in the standard of care. Neurosurgical focus, http://jpn-spn.umin.jp/sick/a.html(参照 2024-10-22)
Integra Japan株式会社.“診断と検査”.高齢者の水頭症iNPH.jp.https://www.inph.jp/shindan.html,(参照 2024-10-22). - A.
小児では頭痛・嘔吐、頭囲拡大といった症状が起こり、成人では歩行障害や認知症などがみられます。
解説年齢や水頭症の原因疾患によって、そしてその進行の程度によって現れる症状は異なります。
基本は、髄液がたまりすぎるために脳室が拡大し、髄液の圧が上昇して脳組織を圧迫する(頭蓋内圧亢進)ために症状が出ます。新生児や乳幼児
頭蓋縫合が閉じていない新生児や乳幼児では、大泉門(額の上部にある、骨と骨の継ぎ目部分)が張ったり、頭が大きくなる頭位拡大が特徴的な症状です。
髄液圧の急速な上昇
髄液圧が急速に上昇すると、年齢に関わらず頭痛、嘔吐、意識障害の三つが特徴的な症状です。
高齢者
高齢者に起こる特発性正常圧水頭症の症状は、歩行障害、認知症、尿失禁の3つが特徴的な症状です。
参考文献:「ユビー病気のQ&A」を見る.水頭症.日本二分脊椎・水頭症研究振興財団,https://spinabifida-research.com/basic_knowledge/index_hydrocephalusy1.html(参照 2024-10-22)
Integra Japan株式会社.“iNPHとは?”.高齢者の水頭症iNPH.jp.https://www.inph.jp/about.html,(参照 2024-10-22).
水頭症について、医師からのよくある質問
- 周りから見て、辻褄が合わない会話やおかしな行動をとるようになったと感じますか?
- 頭がボーっとする、すっきりしない感じがしますか?
- 日常的に気持ちが高ぶったり、恐怖を感じたりすることが多いですか?
- 物忘れがあると感じていますか?
- 最近、集中力が下がっていると感じますか?
監修医師
診療科・専門領域
- 脳神経内科
- 内科