尿素サイクル異常症
と症状の関連性をAIで無料でチェック
更新日:2023/01/25
あなたの症状と尿素サイクル異常症の関連をAIでチェックする
尿素サイクル異常症について「ユビー」でわかること
※コロナの症状を確認したい方はコロナ症状チェックから
尿素サイクル異常症と特に関連する症状について
次のような症状がある方はご注意ください。
体のだるさがある
- 症状の程度
- だるさで起き上がるのも苦労する
吐き気・嘔吐がある
- 症状の程度
- 1日に6回以上吐いている
- 自覚した時期
- 1か月以上前から
日中も著しく眠く、うとうとしたりよく仮眠をしている
- 症状の頻度
- ほぼ毎日同じような症状がある
- 自覚した時期
- 1か月以上前から
食欲がない
- 症状の程度
- 固形物は食べられないが水分はとれている
- 自覚した時期
- 1日以内から
- 症状の経過
- 改善も悪化もしていない
尿素サイクル異常症とはどんな病気ですか?
尿素サイクル異常症のQ&A
- A.
解説欄のチェック項目をご確認いただくか、症状検索エンジン「ユビー」で質問に答えるだけでセルフチェックもできます。
解説「ユビー病気のQ&A」を見る尿素サイクル異常症のセルフチェックは、限定的なチェックとなります。
以下の症状が見られる場合は、小児科や内分泌・代謝内科へご相談ください。尿素サイクル異常症を含む他の可能性も考慮し、専門医による詳細な診断が必要です。「新生児発症型」が疑われる主な症状・状態
嘔吐、哺乳不良、活気不良(寝てばかりいる、低体温)が続く
「遅発発症型」が疑われる主な症状・状態
- タンパク質を嫌う食癖がある
- 行動異常
- 睡眠障害
- 幻覚、精神症状
共通
- 3親等内に尿素サイクル異常症の方がいる
- 新生児期に突然死した兄弟姉妹がいる
- シトルリン血症Ⅰ型とアルギニノコハク酸尿症は新生児スクリーニングの対象
- A.
尿素サイクルのどの酵素に異常があるかによって、発症時期や症状はさまざまです。
解説「ユビー病気のQ&A」を見るはい。尿素サイクル異常症には初期症状がありますが、他の病気との区別が難しいです。
以下に、新生児発症型と遅発型の初期症状について、目安となる発症時期や注意点を記載します。【新生児発症型】
初期嘔吐や哺乳不良といった健常新生児でもよくある症状、あるいは感染症による活気低下と区別がつかない状態となります。
【遅発型】
残存している酵素活性などの影響で、発症年齢は生後数ヶ月〜70歳代とさまざまです。
高アンモニア血症の程度が軽い場合は、繰り返す嘔吐や行動異常などをきっかけに発見されることもあります。肉や魚が苦手で、麺類などの糖質を好む傾向が共通して見られます。また、睡眠障害や妄想、幻覚症状や精神障害も起こりえます。 - A.
血中にアンモニアが蓄積し「高アンモニア血症」となります。主な症状は、吐き気、多呼吸、けいれん、哺乳力の低下などです。
解説「ユビー病気のQ&A」を見る尿素サイクル異常症では、「高アンモニア血症」となり脳に障害をもたらすことで、さまざまな症状が見られます。
新生児発症型と遅発型で、以下のように症状が異なります。【新生児発症型】
発症する時期
生後〜7日目
症状
傾眠傾向(反応が悪い状態)となり、哺乳不良や嘔吐、低体温が見られた後、過呼吸や呼吸不全、けいれんを起こします。急激に状態が悪化することも多いです。
【遅発型】
発症する時期
新生児から成人までいつでも起こり得ます。
症状
さまざまで、無症状の場合もあります。肉や魚といったタンパク質を嫌う食癖や生来のやせがあります。行動異常や精神状態の変化を起こすこともあります。感染症、怪我、急激なダイエット、授乳時などのストレスなどによって、急激に体のタンパク分解が亢進(高ぶって進むこと)する状況に置かれると、タンパク分解の結果アンモニアが上昇し、急激な意識レベルの低下をきたします。
その後、急性脳症や脳浮腫を起こし、けいれんします。
尿素サイクル異常症について、医師からのよくある質問
- 体重増加が同年齢の平均と比べて悪いですか?
- 体のだるさはありますか?
- 哺乳や食事の量が普段より少ないですか?
- 頭痛がありますか?あるいは頭が重いですか?
- 最近、普段とは違うおかしな行動をしていましたか?または、周りの人におかしな行動をしていたと指摘されましたか?
監修医師
診療科・専門領域
- 内科
- 糖尿病内科
- 内分泌・代謝内科