妊娠初期の便秘で気を付けることはありますか?
妊娠初期の便秘では薬の自己判断は避け、医師に相談しましょう。
妊娠初期は胎児の器官形成に重要な時期です。この時期の便秘対策で気を付けるべきポイントは、下剤の内服を慎重に行うことです。市販の便秘薬の中には、子宮収縮を誘発する可能性のある成分が含まれているものがあります。そのため一部の薬は妊娠初期には避けた方が良いでしょう。
また、強くいきむことも子宮の収縮を誘発する場合があり、便秘のコントロールは重要です。どうしても必要な場合には、必ず産科の医師に相談しましょう。妊娠中はホルモンバランスの変化や子宮による圧迫によって便秘になりやすいですが、飲み薬は胎児への影響を考慮し、安全な薬剤のみを使用する必要があります。
酸化マグネシウムは妊娠中でも比較的安全に使用できると言われています。ただし、食物繊維や水分を十分に摂る、適度に体を動かすなど、生活習慣における対策も心がけましょう。
医療法人財団コンフォート コンフォート豊平クリニック 内科 消化器科
石川 翔理 監修
(参考文献)
こちらの記事は参考になりましたか?
よろしければ、ご意見・ご感想をお寄せください。
こちらは送信専用のフォームです。氏名やご自身の病気の詳細などの個人情報は入れないでください。
この記事をシェアする
治療が必要な患者様へのお願い
便秘
の方は説明を必ずお読みください
こちらのQRコードを
スマーフォンのカメラで読み取ってください
疾患について分かりやすくまとまっています
1
QRコードを読み取るだけ 非接触で安心
2
一問一答なので 読むのが簡単
3
どんな治療をするべきか 納得して取り組める
初めての方へ
ユビー病気のQ&Aとは?
現役の医師が、患者さんの気になることや治療方法について解説しています。ご自身だけでは対処することがむずかしい具体的な対応方法や知識などを知ることができます。
病気・症状から探す医師・医療機関の方はコチラ医療AIに不調を相談
医療AIパートナー ユビー
24時間いつでも健康の悩みを気軽にチャットで相談できるあなただけの医療AIパートナー。なんとなく不調な時や人に相談しづらい悩みがあるときも、どんな相談もOKです