血友病の子どもが受けるべき予防接種やスケジュール管理について教えてください。
通常の予防接種が推奨されますが、出血リスクに応じた対応が必要です。
血友病の子どもにも、感染症予防のために、一般の小児と同様の予防接種スケジュールの実施が推奨されています。
ただし、出血リスクを最小限に抑えるため、接種方法やタイミングに注意が必要です。
ほとんどのワクチンは、皮下注射でも十分な免疫効果を得られるため、出血を回避する目的で皮下注射が推奨されます。
一方で、筋肉内投与が必要なワクチンについては、血友病の重症度に応じて、事前に凝固因子補充を行うことで安全に接種可能です。
このように、血友病患児のワクチン接種は、個別のリスクに応じた対応が重要です。
東京慈恵会医科大学 総合医科学研究センター 悪性腫瘍治療研究部 腫瘍 血液内科
村橋 睦了 監修
(参考文献)
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