小児科から血液内科へ主治医が変わりますが、新しい主治医との関係をどのように構築すればよいのでしょうか?
患者さんご自身が治療の自己管理を行えるよう準備し、不安な点は遠慮せず相談するようにしてください
主治医が変更になる場合には、まず患者さんご自身に病気や治療について十分な知識が備わっているかを、現在の主治医の先生と一緒に再確認することがすすめられます。
主治医の先生が変わっても、血友病治療の自己管理を適切に行えるようにしておくためです。
また、医師間では、治療を引き継ぐ先生が戸惑うことがないように、確実な情報提供が行われます。
例えば、治療方針や出血歴や治療経過、患者さんの特性やご家族の背景など、診療に必要な情報が共有されます。
必要に応じて、数年間は小児科と血液内科の医師が併診したり、看護師など他のスタッフがサポートする体制をとるなどして、スムーズな移行を目指します。
移行に関して不安な点などがある場合には、主治医や話しやすい病院スタッフにご相談ください。
東京慈恵会医科大学 総合医科学研究センター 悪性腫瘍治療研究部 腫瘍 血液内科
村橋 睦了 監修
(参考文献)
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