低ガンマグロブリン血症で薬が効かない場合、どうしたらよいですか?
原因や感染症の程度などにより治療方針は異なりますが、造血幹細胞移植が検討される場合があります。
低ガンマグロブリン血症の原因や感染症の程度などにより治療方針は異なりますが、抗菌薬やヒト免疫グロブリン製剤等の薬物治療で十分な効果が認められない場合には、造血幹細胞移植が検討される場合があります。
個別のケースについては主治医と相談の上、治療方針を決定してください。
また、感染症のコントロールは、薬物治療の変更や組み合わせなどによって効果が変わる可能性もありますので、薬物治療の見直しを行うことが有用となる場合もあります。
公開日:
最終更新日:
兵庫医科大学病院 輸血・細胞治療センター 血液内科
山原 研一 監修
(参考文献)
三原圭一朗ら、二次性低ガンマグロブリン血症におけるグロブリン補充療法―どのような患者にどのように対応するか、Japanese Journal of Transfusion and Cell Therapy, Vol. 67. No. 6 67(6):549―558, 2021
Madiha E. Huq et al.“Hypogammaglobulinemia”.StatPearls [Internet]..https://www.ncbi.nlm.nih.gov/books/NBK563134/,(参照 2024-09-12).
難病情報センター.“原発性免疫不全症候群(指定難病65)”.難病情報センター.https://www.nanbyou.or.jp/entry/95,(参照 2024-09-12).
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