無ガンマグロブリン血症とはなんですか?
無ガンマグロブリン血症は、免疫グロブリンが著しく低下し、免疫機能が損なわれる疾患の総称です。
無ガンマグロブリン血症とは、血液中のガンマグロブリン(免疫グロブリン)が著しく低下し、正常な免疫機能が損なわれる疾患の総称です。
この疾患は、先天性(生まれつき)と後天性(生後に罹患する)に分類され、それぞれ異なる原因によって発症します。
先天性の無ガンマグロブリン血症
- X連鎖無ガンマグロブリン血症(XLA):最も一般的な先天性の無ガンマグロブリン血症で、B細胞の成熟を阻害する遺伝子異常が原因です。
後天性の無ガンマグロブリン血症
後天的な要因によって免疫グロブリンが低下し、免疫不全を引き起こすことがあります。主な原因は以下のとおりです。
無ガンマグロブリン血症の治療には、免疫グロブリン補充療法が一般的に用いられます。
診断には血液検査や遺伝子検査が必要であり、早期発見と適切な管理が重要です。
東京慈恵会医科大学 総合医科学研究センター 悪性腫瘍治療研究部 腫瘍 血液内科
村橋 睦了 監修
(参考文献)
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