低ガンマグロブリン血症と免疫不全症の関係性を教えてください。
低ガンマグロブリン血症はB細胞異常による免疫不全症の一種です
ヒトの免疫系は、B細胞、T細胞、マクロファージなどの食細胞、NK細胞などの自然免疫系、補体など、多様な要素が協調して機能する複雑なシステムです。
このシステムのいずれかに異常が生じ、感染防御が正常に機能しなくなった状態を「免疫不全症」と呼びます。
低ガンマグロブリン血症は主にB細胞の機能不全により抗体(特にIgG)が十分に産生されなくなる疾患です。
したがって、低ガンマグロブリン血症はさまざまな原因で引き起こされる免疫不全症の一種と言えるでしょう。
東京慈恵会医科大学 総合医科学研究センター 悪性腫瘍治療研究部 腫瘍 血液内科
村橋 睦了 監修
(参考文献)
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