適応障害と自律神経失調症の違いを教えてください。
共通した症状を伴うことがありますが、それぞれの概念は異なります。解説をご覧ください。
自律神経失調症は、明らかな身体の病気がみつからないにもかかわらず、自律神経のバランスが崩れていると感じることによる不調の呼び名です。医学的に正式な病名ではなく、診断基準もありません。
一方、適応障害は、明らかなストレス因子(職場や家庭内の状況や、日常的な出来事など)に反応して、うつ状態や不安状態になり、重い苦痛や生活に支障をきたす状態です。
基本的にはストレス因子がなくなれば、症状は軽快すると定義されています。
どちらもうつや不安などの精神症状を伴うことがあり、頭痛や倦怠感といった身体症状が出る場合があります。
正確な診断には、医師の診察が必要です。適応障害や自律神経失調症について詳しく知りたい方は、かかりつけ医に相談しましょう。
また、受診や薬の待ち時間の負担が少なく、気軽に医師に相談できるオンライン診療サービスを利用するのもよいでしょう。
こころの港クリニック 京橋・東京駅前 精神科・心療内科
山﨑 龍一 監修
(参考文献)
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