陰茎がんの診断でMRI検査は行いますか?
はい、陰茎がんの診断において、MRI検査は重要な役割を果たします。
MRI検査は、陰茎がんの診断において、主に以下の目的で行われます。
局所の広がり(T分類)の評価
腫瘍が陰茎のどの部分に、どれくらいの深さまで浸潤しているか(陰茎海綿体などへの浸潤の有無)を詳しく確認するために使われます。これは、手術の範囲を決める上で非常に重要な情報となります。場合によっては、造影剤を使用したり、薬を使って一時的に陰茎を勃起させた状態で検査を行うことで、さらに診断の精度を高めることもあります。
リンパ節転移の評価
CT検査でも行うことは可能ですが、CTの造影剤にアレルギーがある場合などで、足の付け根(鼠径部)や骨盤内のリンパ節に転移がないかを確認するためにも行われることがあります。
遠隔転移の確認
遠隔臓器への転移の有無を調べるために全身のMRI検査(DWIBS)が用いられることがあります。


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東京大学大学院医学系研究科 泌尿器外科学 泌尿器科
秋元 隆宏 監修
(参考文献)
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