器質性月経困難症の場合、日常生活で気を付けることはありますか?
痛み止め、温熱療法などでセルフケアは可能ですが、原因疾患悪化を防ぐために医師の診断と治療が重要です。
器質性月経困難症による月経痛を和らげるため、自分でできる対処法があります。ただし、これらはあくまで症状緩和であり、根本的な解決ではありません。器質性月経困難症は原因疾患(子宮内膜症、子宮筋腫、子宮腺筋症など)を放置すると悪化する可能性があるため、必ず婦人科を受診し、原因を確認することが重要です。
腹部や腰の痛みへの対処
イブプロフェンやロキソプロフェンなどのNSAIDs(非ステロイド性抗炎症薬)を、痛みが始まる前や痛みを感じ始めた段階で服用することで、痛みの悪化を予防できます。重要なのは「痛くなる前に」早めに服用することです。下腹部や腰をカイロや湯たんぽで温めることも効果的です。
頭痛への対処
生理周期とともに頭痛が起こる場合は、婦人科で相談してください。鎮痛薬だけでなく、偏頭痛に特化した薬もあります。十分な休息をとり、睡眠不足やストレスを避けることが大切です。
吐き気への対処
胃腸に負担をかけにくい食事(お粥やスープなど)を選び、こまめに水分補給することで吐き気を緩和できます。症状が強い場合は、医師に制吐薬の処方を相談しましょう。
セルフケアだけに頼らず、医師の診断と治療を受けることが、原因疾患の進行を防ぎ、生活の質の向上につながります。


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最終更新日:
Ubie株式会社 産婦人科
金沢 誠司 監修
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