器質性月経困難症ではどのような症状がありますか?
月経期(生理中)や月経直前に強い腹痛や腰痛、頭痛などが出現します。
器質性月経困難症では、主に子宮や骨盤内の疾患(子宮内膜症、子宮筋腫、子宮腺筋症など)が原因となるため、月経時だけでなく月経前後にも痛みや不快感が続くのが特徴です。
主な症状
- 下腹部痛(鈍痛・持続痛で、月経開始前から続くことも多い)
- 腰痛や骨盤の重だるさ
- 腹部膨満感(お腹が張る感じ)
- 吐き気・嘔吐・食欲不振
- 頭痛やめまい、疲労感・脱力感
- 下痢や便秘などの腸の症状
- 出血量の増加(過多月経)やレバー状の塊の排出
- 性交痛や排便痛など
これらの症状は、原因となっている疾患の進行によって、徐々に悪化することがあります。したがって、「以前より生理痛が強くなった」「痛みが月経期間に限られない」という場合は早期の産婦人科受診が推奨されます。


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Ubie株式会社 産婦人科
金沢 誠司 監修
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