大腸癌が手遅れのときの症状は?腸閉塞になったら余命は?末期の最後はどうなる?
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大腸がんで腸閉塞になってしまう時、余命はどのくらいですか?
大腸がんで腸閉塞になってしまう時、余命はどのくらいですか?
大腸がんの進行度(ステージ)によって余命は異なるため、一概には言えません。
大腸がんで腸閉塞になった場合でも、大腸がんの進行度は同じではありません。
腸閉塞のある大腸がんは、腸閉塞のない大腸がんに比べて進行していることが多いですが、腸閉塞のある大腸がんでも手術によって完治を目指せることがあります。
ちなみに、2015年に大腸がんと診断された方のうち、5年後に生存していた人の割合は、以下の結果でした(2015年報告)。
- 大腸がん全体 64%
- ステージⅠ 83%
- ステージⅡ 76%
- ステージⅢ 89%
- ステージⅣ 17%
(参考文献)
手遅れと診断された大腸がんの症状には何がありますか?
手遅れと診断された大腸がんの症状には何がありますか?
病気の段階に応じた治療があり、診断時に手遅れと表現することはあまりありません。
大腸がんの治療には病気の段階によってさまざまな種類があります。
がんが大腸に留まっているときには、内視鏡治療や外科手術、転移している場合には全身への抗がん剤投与があります。
病気の範囲や体力的に、がんそのものに対する治療が難しい場合には、できるだけつらい症状がないように、痛み止めなどの薬を用いた対症療法を行います。
病気の段階に応じた治療があるため、自分自身は大腸がんの患者さんに、「手遅れだ」という表現はあまり使うことはありません。
確かに、病気の広がりによっては治療法が制限される場合があります。病気が大腸を超えて全身に転移しているような状況で、がんそのものに対する治療が困難であるとき、「手遅れだ」という表現が使われることがあるかもしれません。
しかし、その場合でも、一切の治療が行えないということではありません。
がんが全身に転移している状況では、以下のような症状が現れる可能性があります。
このような状況でも、症状をできるだけ少なくするような治療を行う意味はあるため、つらい症状があれば主治医に伝え、治療を検討しましょう。
(参考文献)
大腸がん末期に関して、どのように最後を迎えるのか、症状について教えてください。
大腸がん末期に関して、どのように最後を迎えるのか、症状について教えてください。
末期の大腸がんでは、痛みや疲労感などの症状が徐々に強くなる場合が多いです。症状の出方はさまざまです。
末期の大腸がんでは、患者さんごとに症状の出方はさまざまです。一般的には、だるさや、痛みなどの症状が徐々に強くなる方が多いです。
末期の大腸がんでみられる可能性のある症状としては、以下のようなものが挙げられます。
- 腹痛
- 吐き気
- 嘔吐
- 便に血が混じる
- 下痢や便秘などの排便の変化
- 腸の機能異常による便失禁
- 疲労感
- 体重減少
- お腹の中に水分が過剰にたまる
- 動悸や息切れ、めまいなどの貧血症状
- 肝臓への転移に伴う、むくみや白目、皮膚の色の変化
- 肺転移に伴う、呼吸困難や胸痛
症状には個人差がありますが、一般的には上記のような症状が徐々に強くなり、身体の活動性が低下していく場合が多いです。
このような病気の段階では、症状を和らげる治療が重要になります。症状を緩和するために、薬物治療や手術、放射線治療などが行われることがあります。
医療によるサポートも重要ですが、患者さんの心身のケアを行うためには、医療従事者だけでなく、周囲の方のサポートも大変重要です。
(参考文献)
S M Ronnekleiv-Kelly, et al. World J Gastroenterol. 2011, 17(07), 00835-00847.
E. Carduff, et al. Eur J Cancer Care. 2017, 27(1), e12653.
大腸癌研究会.“大腸癌治療ガイドライン2022年版”.大腸癌研究会.https://www.jsccr.jp/guideline/2022/index_guide.html,(参照 2025-01-16).
C J Han, et al. Cancer Nurs. 2020,43(3),E132-E158.
E. Öztürk, et al. Turk J Gastroenterol. 2018, 30(8), 686-694.
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成城内科 消化器科
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