肺炎球菌感染症ではどのような症状がありますか?
肺炎球菌感染症の主な症状は、発熱、咳、胸痛、呼吸困難、頭痛、倦怠感です。
肺炎球菌感染症の症状は、感染部位によって異なりますが、一般的な症状には以下のものがあります。
肺炎の場合
肺炎の場合、以下のような症状が見られます。これらの症状は急速に進行し、重症化すると呼吸不全や敗血症を引き起こすことがあります。
など
菌血症の場合
菌血症では以下のような症状が見られるため、迅速な治療が必要です。
- 高熱
- 寒気
- 低血圧
- 意識障害(呼びかけへの反応が悪いなど)
など
髄膜炎の場合
髄膜炎の典型的な症状には以下のようなものがあります。特に髄膜炎は、適切な治療が行われないと後遺症を残す可能性があります。
- 激しい頭痛
- 高熱
- 首の硬直
- 嘔吐
- 意識混濁
など
中耳炎や副鼻腔炎の場合
中耳炎や副鼻腔炎の場合は、以下が主な症状です。これらの症状は特に乳幼児や小児において多く見られます。
など
いずれの症状も早期の診断と治療が重要であり、疑わしい場合は医療機関を受診することが推奨されます。
公開日:
最終更新日:
京都大学医学部附属病院 呼吸器内科
山形 昂 監修
(参考文献)
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