間質性膀胱炎には初期症状はありますか?
特有の初期症状はなく、軽い頻尿や下腹部の違和感など、ほかの病気と区別しにくい症状から始まります。
間質性膀胱炎に、これといって特有の初期症状があるわけではありません。
多くの場合、初期は軽い頻尿や下腹部の違和感など、ほかのありふれた病気と区別しにくい症状から始まります。そのため、初期には、過活動膀胱(急に強い尿意が起こる病気)や前立腺肥大症、細菌による膀胱炎などと思われて、治療を受けても症状がよくならず、症状が長引くことで間質性膀胱炎が疑われていく、という経過をたどることが少なくありません。
診療ガイドラインでも、過活動膀胱や前立腺肥大症という診断で薬などの治療を受けても症状がよくならない場合は、間質性膀胱炎・膀胱痛症候群を疑う必要があるとされています。
進行すると、膀胱に尿がたまったときの痛みがはっきりしてきて、頻尿も強くなっていきます。膀胱炎の症状が抗菌薬で改善しない、尿検査で細菌が出ないのに膀胱あたりの痛みや頻尿が続くといった場合は、間質性膀胱炎の可能性を考えて泌尿器科で詳しく調べてもらうことが大切です。
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東京大学大学院医学系研究科 泌尿器外科学 泌尿器科
秋元 隆宏 監修
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