頸部リンパ節炎で薬が効かない場合、どうしたらよいですか?
採血による全身疾患の有無の評価やリンパ節生検を行うことがあります。
まずは主治医に相談しましょう。
頸部リンパ節の腫れを引き起こす別の病気が隠れている可能性があります。
その上で以下のような検査を提案されることがあります。
- 採血
- 内視鏡検査
- CT(頸部・胸部)
それらでも診断がつかない場合にはリンパ節に細い針を刺して細胞をとってくる穿刺吸引細胞診(FNA)や皮膚を切開し、腫れているリンパ節を摘出するリンパ節生検を行います。
頸部リンパ節炎によるリンパ節の腫れは数週間続くこともあり、診断に難渋する場合も多いです。
不安であれば主治医の先生に相談して治療方針を確認することも重要です。
真生会富山病院 耳鼻咽喉科
阿河 光治 監修
(参考文献)
こちらの記事は参考になりましたか?
よろしければ、ご意見・ご感想をお寄せください。
こちらは送信専用のフォームです。氏名やご自身の病気の詳細などの個人情報は入れないでください。
この記事をシェアする
治療が必要な患者様へのお願い
頸部リンパ節炎
の方は説明を必ずお読みください
こちらのQRコードを
スマーフォンのカメラで読み取ってください
疾患について分かりやすくまとまっています
1
QRコードを読み取るだけ 非接触で安心
2
一問一答なので 読むのが簡単
3
どんな治療をするべきか 納得して取り組める
初めての方へ
ユビー病気のQ&Aとは?
現役の医師が、患者さんの気になることや治療方法について解説しています。ご自身だけでは対処することがむずかしい具体的な対応方法や知識などを知ることができます。
病気・症状から探す医師・医療機関の方はコチラ