壊死性筋膜炎の場合、日常生活で気を付けることはありますか?
壊死性筋膜炎は早期発見が重要です。傷の清潔保持、異物除去、免疫力維持を心がけましょう。
【感染のリスクと予防】
この病気は、小さなケガや熱傷など、皮膚のわずかな傷から細菌が侵入して発症することが多いです。特に、糖尿病や免疫力が低下している人、肥満傾向の中高年者などがかかりやすいです。 日常生活では、以下の点に気をつけましょう。
傷口の清潔を保つ
キズができたらすぐに洗い、清潔に保つことが大切です。
異物が入らないように
傷口に砂や金属片、ガラス片などが残っていると感染のリスクが非常に高まります。もし入ってしまったら、適切に除去しましょう。
免疫力を維持する
バランスの取れた食事や十分な睡眠を心がけ、体の抵抗力を保つことが大切です。
【こんな症状に注意】
壊死性筋膜炎は早期の治療が非常に重要です。以下の症状に気づいたら、すぐに医療機関を受診しましょう。
- ケガをした後、数日以内に傷の周りが急に悪化し、皮膚が暗赤色になるなど、色が変わってくる。
- 患部に異常に強い痛みや熱、腫れがある。
- 皮下組織が異常に硬く感じる。
- 高熱が出る、脈が速くなる、意識がぼんやりする、血圧が低いなど、全身の調子が悪い。
- 治療中の抗菌薬(細菌を抑える薬)がなかなか効かないと感じる場合。
これらのサインを見逃さず、迅速に医療機関を受診することが、重症化を防ぐために最も大切です。
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(参考文献)
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日本医科大学付属病院形成外科 形成外科
初岡 佑一 監修
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