壊死性筋膜炎には初期症状はありますか?
壊死性筋膜炎の初期症状は、局所の赤み、腫れ、強い痛み、軽度の頻脈などで、蜂窩織炎と似ています。
壊死性筋膜炎は、皮膚やその下の脂肪・筋肉に細菌が深く入り込み、組織が急速に壊死する(死んでしまう)重い感染症の一つです。放置すると命に関わることもあるため、早期発見が非常に重要です。
【初期症状の特徴】
局所の変化
感染した部分が赤く腫れ、熱を持ち、強い痛みを感じます。初期には皮膚が暗赤色になることもあります。
他の病気との類似
これらの症状は、皮膚の比較的深い部分の感染症である「蜂窩織炎(ほうかしきえん)」の初期とよく似ているため、区別がつきにくいことがあります。
全身のサイン
まれに、脈が少し速くなる(頻脈)といった全身の症状を伴うこともあります。
【進行時の注意点】
病状が進むと、痛みがさらに強くなり、皮膚の下の組織が異常に硬くなったり、水ぶくれや血のマメができたり、皮膚が死んでしまう(壊死)ことがあります。また、高熱や全身の関節の痛み、息苦しさ、血圧が下がるなどのショック症状が現れることもあり、非常に危険な状態です。このような症状が見られた場合は、すぐに医療機関を受診することが大切です。
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最終更新日:
日本医科大学付属病院形成外科 形成外科
初岡 佑一 監修
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