子宮筋腫の大きさが何センチになると手術の適応になりますか？

子宮筋腫の治療の決定には、筋腫の大きさの他に、場所、症状の有無や妊娠の希望があるかなどをもとに決定していきます。

手術を検討する状況として、

• 筋腫による症状がある（経血量が多い、下腹部が痛い、便秘、尿が出にくい、不妊など）
• 将来妊娠を考えている場合、5～6cmを超える（もしくは小さくても多発している）
• 将来妊娠を考えていない場合、推定1000gを超える
• 急速に増大している
• 悪性腫瘍（がん）の可能性がある

などが挙げられます。
他の原因で子宮の手術を行う場合には、小さなものでも合わせて切除することもあります。状況により個別に判断されますので、主治医とよく相談しましょう。