脊椎関節炎を放置するとどうなりますか?
背骨や関節が固まり(強直化)動きにくくなり、日常生活の維持が困難になる場合があります。
脊椎関節炎の炎症を放置すると、病気が進行し、身体に不可逆的な変化をもたらす可能性があります。主な変化の可能性は次の通りです。
1.関節の強直化と機能障害
炎症が長く続くことで、背骨(脊椎)や仙腸関節(腰とお尻の関節)の骨が破壊されます。
最終的に、破壊された部分で骨同士がくっついて固くなり、背骨の動きが失われます(強直化)。これにより、首が回らなくなったり、前かがみの姿勢になったりするなど、日常生活の維持が難しくなり、生活の質が損なわれる原因となります。
2.骨折リスクの増加
脊椎が広範囲に固まると、骨に柔軟性がなくなり、軽い転倒や衝撃でも骨折しやすくなります。
これらの進行を防ぐためには、長引く腰痛などの症状に気づいた段階で、この病気の正しい診断と早期からの適切な治療を始めることが大切です。
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(参考文献)
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山田記念病院 整形外科 整形外科部長
濱畑 智弘 監修
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