脊椎関節炎の場合、主にどのような治療をしますか?
薬物療法と運動療法・理学療法を組み合わせて、痛みを抑えた日常生活を過ごせるように目指します。
脊椎関節炎の治療は、痛みを軽減した日常生活を維持することで、生活の質(QOL)を高めることを目標に行われます。治療は、薬を使う方法と薬を使わない方法を組み合わせて進められます。
1. 薬物療法
- NSAIDs(一般的な消炎鎮痛剤):痛みやこわばりに対してまず始めに使われます。この薬は、炎症を抑えるだけでなく、骨が固まるのを防ぐ効果も期待できると考えられています。
- 抗リウマチ薬:手足の関節炎に対してよく使われます(例:サラゾスルファピリジンなど)。
- 生物学的製剤・JAK阻害薬:NSAIDsなどで効果が不十分な場合や、病気の活動性が高い場合に、これらの注射薬や飲み薬が使用されます。
2. 薬物以外の治療
- 運動療法や理学療法:規則的な運動やストレッチは非常に重要で、背骨や関節の柔軟性を維持するために役立ちます。
- 手術療法:股関節の破壊が進行した場合や、脊椎の変形が重度で機能障害がある場合には、手術が検討されます。
この病気の治療は、できるだけ早い時期に開始し、継続することが大切です。長引く腰痛などの症状に気づいたら、早めに受診するようにしましょう。
脊椎関節炎について、特に知りたいことは何ですか?
利用規約とプライバシーポリシーに同意のうえ、もっとも当てはまる項目を選択してください。
(参考文献)
こちらの記事は参考になりましたか?
よろしければ、ご意見・ご感想をお寄せください。
こちらは送信専用のフォームです。氏名やご自身の病気の詳細などの個人情報は入れないでください。
この記事をシェアする
治療が必要な患者様へのお願い
脊椎関節炎
の方は説明を必ずお読みください
こちらのQRコードを
スマーフォンのカメラで読み取ってください
疾患について分かりやすくまとまっています
1
QRコードを読み取るだけ 非接触で安心
2
一問一答なので 読むのが簡単
3
どんな治療をするべきか 納得して取り組める
公開日:
最終更新日:
山田記念病院 整形外科 整形外科部長
濱畑 智弘 監修
初めての方へ
ユビー病気のQ&Aとは?
現役の医師が、患者さんの気になることや治療方法について解説しています。ご自身だけでは対処することがむずかしい具体的な対応方法や知識などを知ることができます。
病気・症状から探す医師・医療機関の方はコチラ医療AIに不調を相談
医療AIパートナー ユビー
24時間いつでも健康の悩みを気軽にチャットで相談できるあなただけの医療AIパートナー。なんとなく不調な時や人に相談しづらい悩みがあるときも、どんな相談もOKです
