不眠症(睡眠障害)とナルコレプシーの違いを教えてください。
ナルコレプシーは過眠症の一つで、日中の過剰な眠気や感情の高まりに伴う脱力発作が特徴的です。
ナルコレプシーは、睡眠障害のカテゴリーの中では、不眠症ではなく過眠症に分類されます。
ナルコレプシーでは、夜十分な睡眠をとっているにもかかわらず、日中に強い眠気があらわれます。一方、健康な人でも睡眠不足が続くと、日中に強い眠気があらわれることがあり、睡眠不足症候群とよばれています。この場合は、通常、十分に睡眠をとるようにすると、日中の強い眠気はなくなります。
また、ナルコレプシーのひとつの特徴は、通常考えられない場面で繰り返し居眠りをしてしまうことです。例えば、会議でプレゼンテーションを行っている途中、自転車をこいでいる最中、野球の試合中といった場面で寝てしまうことが繰り返し見られます。加えて、情動脱力発作(カタプレキシー)という、大笑いや驚きといった感情の高まりをきっかけに急に力が抜けてしまう発作を起こす方もおられます。
ナルコレプシーと診断される前には、問診で睡眠時間がどのくらいか確認され、睡眠時間が不足している場合には長時間眠った場合に日中の眠気が軽減するかなどが評価されます。さらに、情動脱力発作(カタプレキシー)の有無や睡眠・覚醒スケジュールの確認がなされます。また、睡眠ポリグラフ検査(PSG)、反復睡眠潜時検査(MSLT)の実施が推奨されており、日中の過眠が寝不足によるものか、ナルコレプシーによるものか、もしくは他の睡眠障害によるものかが詳細に区別されます。
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精神科・心療内科
日下 慶子 監修
(参考文献)
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