不眠症（睡眠障害）で働けない場合に受けられる支援はありますか？

不眠症（睡眠障害）で働けない場合、以下のような支援が受けられることがあります。

傷病手当金

睡眠障害などの症状で、休職する場合、健康保険組合に申請することで受けられることがあります。会社と主治医から休業期間の証明を受け、健康保険組合に申請する手続きが必要です。詳細については、加入されている健康保険組合に尋ねてみましょう。

傷病給付（雇用保険）

睡眠障害などの疾病が原因で職を失った場合、ハローワークに来所し、求職の申込みをした後に15日以上引き続いて疾病又は負傷のために職業に就くことができない場合に、その疾病又は負傷のために基本手当の支給を受けられない期間の生活の安定を図るために支給されるものです。詳しくはお近くのハローワークで尋ねてみましょう。

失業給付（雇用保険）

睡眠障害などの症状で、退職することになった場合、条件を満たすと失業保険を受けられます。ハローワークに来所し、求職の申込みを行い、就職しようとする積極的な意思があり、いつでも就職できる能力があるにもかかわらず、本人やハローワークの努力にもかかわらず、職業に就くことができない『失業の状態』にあることが条件です。詳しくは、お近くのハローワークにお問い合わせください。

障害年金

不眠症（睡眠障害）以外に統合失調症やうつ病などの精神疾患の診断がある場合は、障害年金を受けられる場合があります。申請の条件が複雑なため、詳しくは、かかりつけの病院のソーシャルワーカーや主治医にご相談ください。