不眠症(睡眠障害)で3日間眠れないと、身体はどうなりますか?
身体にストレスがかかり、生理学的な変化や認知機能の低下がみられます。
不眠症(睡眠障害)で3日間眠れないと、生理学的な変化や認知機能へのネガティブな影響が現れます。
睡眠不足は強力なストレス要因であり、眠れないと血圧の上昇、心拍数の増加、体温の調節障害、食欲促進ホルモンの増加と満腹感ホルモンの減少、などの生理学的な変化が起こると言われています。
また、ひどく眠気を感じ、認知機能が著しく低下します。例えば、集中力や注意力の低下、記憶力、判断力、意思決定能力の低下がみられます。そのほかにも、イライラ、幻覚、衝動性、せん妄などを引き起こす可能性があります。
断眠の18~20時間後から認知機能および気分の低下が開始するとされ、数分の1秒から30秒間程度の一瞬、睡眠状態に陥るマイクロスリープという現象が起こりえますので、車や機械の運転は大変危険です。
精神科・心療内科
日下 慶子 監修
(参考文献)
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