みぞおちにしこりがあるとき、肝がんの可能性はありますか?
肝がんによってみぞおちにしこりができる可能性はありますが、その他の病気でも同じ症状が出る可能性があります。
肝がんの症状として、みぞおちなど腹部にしこりや圧迫感が現れることがあります。
肝臓は体の右側に位置するため、肝がんで現れるしこりの位置は、主に右側です。肝がんの腫瘤が非常に大きくなった場合には、そのように体表から触れることができる場合もあります。
しかし、通常肝がんは肝臓の内側にできるため、腹部のしこりという症状で肝がんが発見されることはまれで、通常は血液検査の腫瘍マーカーや、CTなどの画像検査で見つかることがほとんどです。
また、みぞおちなど上腹部には肝臓以外にも、胃や膵臓、横行結腸や小腸などいくつもの臓器があり、これらの臓器の異常による可能性も十分考えられます。さらに、皮膚の下に脂肪腫などの良性腫瘍ができているということも考えられます。
原因を確認するためには医療機関での検査が必要ですので、気になる症状がある場合には受診を検討してください。
医療法人財団コンフォート コンフォート豊平クリニック 内科 消化器科
石川 翔理 監修
(参考文献)
こちらの記事は参考になりましたか?
よろしければ、ご意見・ご感想をお寄せください。
こちらは送信専用のフォームです。氏名やご自身の病気の詳細などの個人情報は入れないでください。
この記事をシェアする
治療が必要な患者様へのお願い
肝がん
の方は説明を必ずお読みください
こちらのQRコードを
スマーフォンのカメラで読み取ってください
疾患について分かりやすくまとまっています
1
QRコードを読み取るだけ 非接触で安心
2
一問一答なので 読むのが簡単
3
どんな治療をするべきか 納得して取り組める
初めての方へ
ユビー病気のQ&Aとは?
現役の医師が、患者さんの気になることや治療方法について解説しています。ご自身だけでは対処することがむずかしい具体的な対応方法や知識などを知ることができます。
病気・症状から探す医師・医療機関の方はコチラ