後天性血栓性血小板減少性紫斑病ではどのような症状がありますか?
発熱、貧血、出血による紫斑、精神神経症状、腎障害など多岐にわたります。
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最終更新日:
東京慈恵会医科大学 総合医科学研究センター 悪性腫瘍治療研究部 腫瘍 血液内科
村橋 睦了 監修
(参考文献)
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後天性血栓性血小板減少性紫斑病
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「後天性血栓性血小板減少性紫斑病」とはどのような病気ですか?
ADAMTS13の活性低下により細い動脈に血栓を形成し、臓器障害を引き起こす致死率の高い病気です。
後天性血栓性血小板減少性紫斑病の原因は何がありますか?
ADAMTS13に対して産生された自己抗体によりその活性が低下し、細い動脈に血栓を形成することです。
後天性血栓性血小板減少性紫斑病には初期症状はありますか?
体のだるさ、吐き気、筋肉痛が先行し、発熱、貧血、出血、精神神経症状などが起こります。
後天性血栓性血小板減少性紫斑病の場合、主にどのような治療をしますか?
急性期では血漿交換にカプラシズマブ、ステロイド併用が、再発例にはリツキシマブが用いられます。
後天性血栓性血小板減少性紫斑病が疑われる場合、何科を受診したらよいですか?
血液内科の受診が望ましいですが、難しい場合はまず内科クリニックを受診してください。
後天性血栓性血小板減少性紫斑病が疑われる場合、病院を受診する目安はありますか?
だるさや吐き気時に受診が推奨されます。発熱や出血、精神神経症状の場合は救急搬送を検討してください。
後天性血栓性血小板減少性紫斑病のセルフチェックはできますか?
解説欄のチェック項目をご確認いただくか、症状検索エンジン「ユビー」で質問に答えるだけでセルフチェックもできます。
後天性血栓性血小板減少性紫斑病は主にどのような薬で治療しますか?副作用はありますか?
血漿交換、カプラシズマブ、ステロイドで治療します。副作用に血圧低下、出血、感染症などがあります。
後天性血栓性血小板減少性紫斑病で薬が効かない場合、どうしたらよいですか?
難治例、再発例ではCD20に対する抗体薬であるリツキシマブが有効で、血漿交換に併用されます。
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