後天性血栓性血小板減少性紫斑の患者数はどれくらいですか?
年間約450人の発症があると推計されています。
診断基準がなかった時代には、人口100万人当たり毎年4人(0.0004%)発症すると推計されてきましたが、病気自体が広く認識されるようになり、最近はこれより遥かに多いと考えられています。
後天性血栓性血小板減少性紫斑病(後天性TTP)はTTP全体の95%以上を占めており、発症年齢は乳幼児から老人までと幅広く、男女の発症率は、全体的にはほぼ1:1ですが、20~40歳では1:2の比率で女性に多いという報告があります。
最近の「血液凝固異常症に関する調査研究班」 によると、TTPの発症は年間約 500 人と推計されていますので、そのうち後天性TTPは約450人と考えられます。
東京慈恵会医科大学 総合医科学研究センター 悪性腫瘍治療研究部 腫瘍 血液内科
村橋 睦了 監修
(参考文献)
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