クッシング症候群とクッシング病の違いはなんですか?
クッシング病は下垂体の腫瘍が原因でコルチゾールが過剰に分泌される病気ですが、クッシング症候群は下垂体以外が原因となる病気も含みます。
クッシング症候群とクッシング病の違いは、病名が示す範囲が異なります。クッシング症候群とは、なんらかの原因により体内のコルチゾールが過剰になる状態の総称です。
一方、クッシング病はその中のひとつで、下垂体にできたACTH(副腎皮質刺激ホルモン)を作る腫瘍によって副腎が刺激され、コルチゾールが過剰に分泌される状態を指します。すなわち、クッシング病はクッシング症候群のひとつの分類(ACTH依存性クッシング症候群)に該当します。
クッシング症候群には、ほかにも副腎腫瘍によるコルチゾールの過剰分泌や、異所性ACTH産生腫瘍など、下垂体以外の原因も含まれます(ACTH非依存性クッシング症候群)。
医療法人社団メレガリ うるうクリニック関内馬車道 糖尿病・内分泌科
濵﨑 秀崇 監修
(参考文献)
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