レジオネラ肺炎が疑われる場合、病院を受診する目安はありますか?
レジオネラ肺炎が疑われる場合、速やかに救急外来や病院を受診してください。
レジオネラ肺炎は、発熱や頭痛、筋肉の痛み、息切れ、意識の混濁、下痢など、全身にわたる様々な症状を引き起こす可能性のある重い病気です。この病気は通常、救急室の医師や入院患者を担当する医師が対応することが多く、実際に治療を受けた患者さんであっても約5~6%の死亡率と報告されています。
特に次のような方は、レジオネラ肺炎になりやすく、重症化するリスクが高いとされています
- 喫煙者
- 慢性の肺の病気を持つ方
- 臓器移植を受けた方など、免疫の働きが弱っている方(これらの患者さんでは死亡率が14%を超えることも報告されています)
レジオネラ肺炎は、適切な診断と、細菌の増殖を抑える「抗菌薬」による治療が遅れると、命に関わるリスクが高まることが示されています。そのため、もしレジオネラ肺炎が疑われる症状が見られる場合は、迷わず病院で専門的な診察を受けることを強くお勧めします。
京都大学医学部附属病院 呼吸器内科
山形 昂 監修
(参考文献)
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