レジオネラ肺炎の場合、主にどのような治療をしますか?
レジオネラ肺炎の治療は、効果的な抗菌薬の早期投与と合併症の管理が中心です。
レジオネラ肺炎は、治療をしなければ重症化して高い死亡率につながる可能性があるため、早期に診断し、効果的な抗菌薬を速やかに投与することが重要です。レジオネラ菌は、体の細胞の中で増えるという特殊な性質を持っているため、通常の細菌性肺炎に用いられるβ-ラクタム系と呼ばれる抗生物質は効果がありません。
そのため、菌が細胞内にも到達できるマクロライド系やフルオロキノロン系といった抗菌薬が主に使われます。また、呼吸不全や腎不全など、肺炎によって引き起こされる合併症の管理や、患者さんがもともと持っている病気のケアも、治療において重要です。
京都大学医学部附属病院 呼吸器内科
山形 昂 監修
(参考文献)
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