間質性肺炎ではばち指がみられますか?
ばち指がみられることがあります。
間質性肺炎ではばち指がみられることがありますが、ばち指があるからといって間質性肺炎であるとは限りません。
ばち指とは、太鼓のばちのように指先が丸く膨らんでいる状態です。間質性肺炎、肺がん、慢性閉塞性肺疾患(COPD)などの肺疾患の患者さんでみられることが多く、そのほか心疾患、消化器疾患、内分泌疾患、骨関節疾患などでもみられることがあります。
ばち指が起こる機序は十分にはわかっていませんが、上に挙げたような病気によって指先の血流の変化が起こることで、血管の成長を刺激する因子が増加し、爪の下の結合組織が増加するという説があります。
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最終更新日:
京都大学医学部付属病院呼吸器内科 呼吸器内科
山城 春華 監修
(参考文献)
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