間質性肺炎ではどのくらいの期間、ステロイドを使用しますか?
間質性肺炎の種類によってステロイドを使用するかどうかや使用期間は異なります。
間質性肺炎はその種類によって治療方法が異なり、必ずしもステロイド薬を使用するとは限りません。
間質性肺炎のうち、特発性非特異性間質性肺炎や特発性器質化肺炎、膠原病肺などでは治療にステロイド薬を使用することが多いですが、種類や病状によって服用量は異なります。
また、治療期間は効果や副作用の程度などの経過によって判断されるため、個人差があります。
ステロイド薬には糖尿病、感染症、消化管潰瘍などさまざまな副作用があるため、できる限り減量・中止を目指しますが、減量に伴って病状が再び悪化することもあるため、一般的には段階的に減量して長期間の治療となったり、必要最小限の量で継続したりすることも多いです。
一方で、特発性肺線維症という病型では通常ステロイド薬は使用せず、抗線維化薬という薬で治療を行います。
公開日:
最終更新日:
京都大学医学部付属病院呼吸器内科 呼吸器内科
山城 春華 監修
(参考文献)
こちらは送信専用のフォームです。氏名やご自身の病気の詳細などの個人情報は入れないでください。
この記事をシェアする
治療が必要な患者様へのお願い
間質性肺炎・肺線維症
の方は説明を必ずお読みください
こちらのQRコードを
スマーフォンのカメラで読み取ってください
QRコードを読み取るだけ 非接触で安心
一問一答なので 読むのが簡単
どんな治療をするべきか 納得して取り組める
ユビー病気のQ&Aとは?
現役の医師が、患者さんの気になることや治療方法について解説しています。ご自身だけでは対処することがむずかしい具体的な対応方法や知識などを知ることができます。
病気・症状から探す医師・医療機関の方はコチラサービスの目的と位置付け
ユビー病気のQ&Aは、情報提供を目的としたサービスのため、医師・医療従事者等による情報提供は診療行為ではありません。
診療を必要とする場合は、医師・医療機関にご相談ください。
当サービスは、信頼性および正確な情報発信に努めますが、内容を完全に保証するものではありません。
情報に誤りがある場合は、こちらからご連絡をお願いいたします。