日本における多剤耐性結核の患者数はどのくらいですか?
2023年に新規で多剤耐性結核と診断された患者さんは35人と報告されています。
2023年に新規で多剤耐性結核と診断された患者さんは35人と報告されています。
2023年の厚生労働省の報告によると、1年間で5515人が新規に結核と診断され、そのうちの4526人で薬剤感受性検査(治療薬の効果を調べる検査)の結果が判明しました。薬剤感受性検査の結果が判明した4526人のうち、35人が多剤耐性結核でした。
多剤耐性結核はイソニアジドとリファンピシンという結核治療薬に対して耐性を持つ結核菌に感染することによって起こります(イソニアジドとリファンピシンは結核治療の主要な薬剤です)。
薬物治療の中断などによって、治療が十分に行えなくなることで、薬剤に対して耐性を持つ結核が広がります。耐性菌が増加すると、それまで使用していた薬剤の効果が得られなくなり、薬剤の変更が必要となり、治療期間がより長期に及ぶ可能性があります。
耐性菌の増加を阻止するためにも、必ず医師の指示を守って薬物治療を継続するようにしましょう。
京都大学医学部附属病院 呼吸器内科
山形 昂 監修
(参考文献)
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