強迫性障害とHSPは関係しますか?
HSPは正式な診断名や疾患名ではないので、関係性について深く考える必要性は低いかもしれません。
HSP(Highly Sensitive Person)は一般的に、生まれつき感覚が鋭敏で、さまざまな刺激に気づきやすく、深く物事を考えたり、人の気持ちに共感しやすかったりする「気質」のことを指す言葉であり、正式な診断名や疾患名ではありません。
一方、強迫性障害は、強い不安(強迫観念)とそれを打ち消すための行為(強迫行為)を繰り返してしまう精神疾患です。
この2つはまったく別のものですが、"HSP"と言われている人々の持つ「敏感さ」が、強迫性障害の症状に影響を与える可能性は否定できません。
ただし、そもそもHSPという概念自体が確立されているとは言い難いことから、関係性について深く考えることの意味はあまりないかもしれません。
こころの港クリニック 京橋・東京駅前 精神科・心療内科
山﨑 龍一 監修
(参考文献)
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