血液凝固因子の第VIII因子検査では、どのようなことが分かりますか?
血友病Aやvon Willebrand病かどうかや重症度がわかります。
血液凝固因子のうち第VIII因子を検査すると、血友病Aやフォン・ヴィレブランド病かどうか(確定診断)や重症度がわかります。第VIII因子が単独で欠乏、もしくは40%未満に低下しておりフォン・ヴィルブランド因子活性が正常の場合は血友病Aと診断されます。他の血液疾患を除外して確定診断するために必要な検査です。
第VIII因子は血液中で他の因子と共に止血に関わる役割を持っており、不足したり、うまく働かなくなったりすると出血が止まりにくくなります。重症度は活性の数値によって分類され、活性が1%未満で重症、1%以上5%未満で中等症、5%以上40%未満で軽症と判断されます。
株式会社BearMedi 臨床検査技師
佐々木 祐子 監修
(参考文献)
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