半月板損傷の場合、歩けなくなりますか?
重症例でロッキングを起こすと歩けなくなることがあります。
半月板損傷では、重症例でロッキングを起こすと歩けなくなることがあります。通常は、歩けなくなるほど強い症状をきたすことはほとんどありません。
半月板を損傷すると、膝を深く曲げる際や伸ばしていく際に、膝の痛みを感じることが多いです。ただし、損傷の程度が重症であるほど、軽い動きでも痛みを強く感じるようになります。
損傷の範囲が広くて深い重症な半月板損傷では、ロッキングといって膝の骨が半月板に生じた亀裂にはまり込んでしまい、強い痛みを生じることがあります。
はまり込んだ状態が外れるまでは、痛みのため膝の曲げ伸ばしが困難になり、歩くこともできなくなる場合があります。
無理に外そうとすると、半月板の亀裂が拡がることもあるため、改善しない場合には病院を受診するようにしましょう。
山田記念病院 整形外科 整形外科部長
濱畑 智弘 監修
(参考文献)
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