ストレスが原因でお腹の調子が悪くなる(腹部不快感)ことはありますか?
はい、ストレスが腸の動きや症状の感じ方を変えることがわかっています。
ストレスが原因でお腹の調子が悪くなることはあります。強いストレスや緊張する場面で、お腹が痛くなったりトイレに行きたくなる、という経験は多くの方がお持ちかと思います。腸は自律神経を通じて脳と関連しており、ストレスがかかると腸の運動にも影響があります。
過敏性腸症候群や機能性ディスペプシアのような機能性消化管疾患では、ストレスによって腸の動きが変化するほか、お腹の張りや痛みを、普段より強く感じる結果、腹部の不快感が生じると考えられています。
そのため、ストレスへの対処は症状を改善するうえで重要です。十分な睡眠と適度な運動を心がけましょう。症状が長引き生活への支障が出ている場合には、消化器内科を受診し、薬物療法を受けることをおすすめします。心療内科やカウンセリングの活用も選択肢です。
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医療法人財団コンフォート コンフォート豊平クリニック 内科 消化器科
石川 翔理 監修
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