便秘が出口で詰まる場合の解消法を教えてください。
十分な水分摂取や、浸透圧性の下剤を使用します。
「便が肛門付近で詰まって出ない」状態は、腸の出口である直腸付近で硬い便が栓のようになってしまっていることがあります。この場合、無理にいきんでも先端が詰まっているため、うまく排便ができないことがあります。
原則的には、便を柔らかくする浸透圧性の下剤や、十分な水分摂取でこのような硬い便になるのを予防することが最も重要です。程度の重い場合、グリセリン浣腸や摘便によって便を出すこともあります。浣腸液によって便を柔らかくし、溜まっていた便の塊が押し出されやすくなります。摘便では肛門から便を物理的にかき出します。
こういった便の処置には一定のリスクがあるため、できれば普段からの水分摂取や下剤の調整によって排便をコントロールすることが望ましいです。
便秘が重く、症状がつらい方は消化器内科などの医療機関を受診し、治療について相談しましょう。
医療法人財団コンフォート コンフォート豊平クリニック 内科 消化器科
石川 翔理 監修
(参考文献)
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