低カルシウム血症は主にどのような薬で治療しますか?副作用はありますか?
カルシウム製剤や活性型ビタミンD製剤で治療します。投与量が適切でないと高カルシウム血症等が起こります
急性の低カルシウム血症ではカルシウムを注射で補充します。グルコン酸カルシウム(1~3gを10~20分で静注)が第一選択薬です。
カルシウムの濃度が急に変わると不整脈を起こすことがあるため、心電図モニタリングが推奨されます。低マグネシウム血症を伴う場合は、マグネシウム補充も同時に行います。
慢性の低カルシウム血症では、経口カルシウム製剤(炭酸カルシウムやクエン酸カルシウム)1~3g/日と、活性型ビタミンD(カルシトリオールやアルファカルシドールなど)の投与が基本となります。
サイアザイド系利尿薬を使用し、尿中にカルシウムが排せつされることを抑えて、血液中のカルシウム濃度を上げる治療もあります。
カルシウム製剤の副作用として、
などがあります。
活性型ビタミンD製剤の副作用には、
などがあります。
副甲状腺機能低下症が原因の低カルシウム血症では、rhPTH(1~84)が有効と報告されていますが、現在使用できません。
また、デノタスⓇという薬が骨粗しょう症治療薬のRANKL阻害剤(デノスマブ等)投与に伴う低カルシウム血症の治療および予防に使用されます。
医療法人社団メレガリ うるうクリニック関内馬車道 糖尿病・内分泌科
濵﨑 秀崇 監修
(参考文献)
日医工.医療用医薬品 : カルチコール (カルチコール末).KEGG,https://www.kegg.jp/medicus-bin/japic_med?japic_code=00049062(参照 2025-03-12)
ニプロ株式会社.“アスパラⓇ-CA添付文書”..https://www.kegg.jp/medicus-bin/japic_med?japic_code=00003193,(参照 2025-03-12).
中外製薬.医療用医薬品 : アルファロール (アルファロールカプセル0.25μg 他).KEGG,https://www.kegg.jp/medicus-bin/japic_med?japic_code=00003102(参照 2025-03-12)
須田立雄ほか.医療用医薬品 : デノタス (デノタスチュアブル配合錠).KEGG,https://www.kegg.jp/medicus-bin/japic_med?japic_code=00061358(参照 2025-03-12)
こちらは送信専用のフォームです。氏名やご自身の病気の詳細などの個人情報は入れないでください。
この記事をシェアする
治療が必要な患者様へのお願い
低カルシウム血症
の方は説明を必ずお読みください
こちらのQRコードを
スマーフォンのカメラで読み取ってください
QRコードを読み取るだけ 非接触で安心
一問一答なので 読むのが簡単
どんな治療をするべきか 納得して取り組める
ユビー病気のQ&Aとは?
現役の医師が、患者さんの気になることや治療方法について解説しています。ご自身だけでは対処することがむずかしい具体的な対応方法や知識などを知ることができます。
病気・症状から探す医師・医療機関の方はコチラ