低カルシウム血症とテタニー症状の関係性を教えてください。
低カルシウム血症はテタニー症状(手足のしびれやけいれん)の原因となります。
低カルシウム血症は神経筋の過剰な興奮を引き起こし、テタニー症状を引き起こす可能性があります。
これは、手足のしびれ、筋肉のけいれん、けいれん発作、喉頭けいれんなどを含む神経症状として現れます。
急性の場合には重篤で、生命を脅かすこともあり、直ちにカルシウム補正が必要です。
潜在的にテタニー症状を起こす可能性があるかどうかの評価にはクヴォステク徴候(ほっぺたのあたりを指で軽くトントンとたたいたときに、顔の筋肉がピクッと動くこと)およびトルソー徴候(腕に血圧計を巻いて空気を入れてしばらくそのままにすると、手の指がぐっと曲がって「変な形(「助産師の手」)」になること)がないかを調べます。
これらの徴候が陽性であればテタニー症状のリスクがあります。
医療法人社団メレガリ うるうクリニック関内馬車道 糖尿病・内分泌科
濵﨑 秀崇 監修
(参考文献)
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