低カルシウム血症のカルシウム補正とは何ですか?
カルシウム補正とは、血液中のカルシウム値をアルブミンの濃度に基づいて修正することです。
カルシウム補正とは、血液中のカルシウム値をアルブミンの濃度に基づいて修正することを意味します。
血液中のカルシウムの大部分はアルブミンと結合しており、アルブミンが低い状態ではイオン化カルシウム(実際に体の中で働いているカルシウム)が正常であっても、血液中の総カルシウム値が低く見える場合があるため補正を行います。
補正式は『補正カルシウム値(mg/dL)=実測カルシウム値+0.8 ×(4.0 − アルブミン濃度 [g/dL])』で表されます。
ただし、血液中の酸塩基平衡に異常がある場合や、血液中のタンパク質に異常がある場合には、この補正値が正確でないこともあります。
医療法人社団メレガリ うるうクリニック関内馬車道 糖尿病・内分泌科
濵﨑 秀崇 監修
(参考文献)
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