抗酸菌感染症(結核を除く)
と症状の関連性をAIで無料でチェック
更新日:2024/03/28
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抗酸菌感染症(結核を除く)について「ユビー」でわかること
※コロナの症状を確認したい方はコロナ症状チェックから
抗酸菌感染症(結核を除く)と特に関連する症状について
次のような症状がある方はご注意ください。
たんが出る
- 自覚した時期
- 3-8週間前から
抗酸菌感染症(結核を除く)とはどんな病気ですか?
「非結核性抗酸菌症」とは、土や水などに生育する非結核性抗酸菌を吸い込んで発症する感染症です。最も多い感染臓器は肺で、咳や痰、血痰などの症状が見られます。複数の抗菌薬で治療します。健診で異常を指摘された場合や、症状が現れた場合には呼吸器内科を受診しましょう。
抗酸菌感染症(結核を除く)の特徴的な症状はなんですか?
次の症状などが特徴として見られます
抗酸菌感染症(結核を除く)への対処法は?
医療機関を受診してください。痰を採るために、内視鏡検査を行うこともあります。診断がついても、症状が軽い場合には経過観察となることがあります。「薬の副作用が多岐に渡る・薬が効きにくい・薬を使う期間が長い」などの特徴があるため、高齢者では治療に至らないこともあります。
抗酸菌感染症(結核を除く)の専門医がいる近くの病院はありますか?
抗酸菌感染症(結核を除く)の専門医がいる病院を見る抗酸菌感染症(結核を除く)のQ&A
- A.
非結核性抗酸菌症が進行してくると、咳や痰といった症状に加えて息切れや体重減少が起こりますが、末期症状と呼べるような症状はありません。
解説非結核性抗酸菌症の中で最も多いMAC症は、症状が出にくく命に関わることも少ない病気です。しかし、MAC症を含め非結核性抗酸菌症が、ときに命に関わることもありますが、そのような場合でも「末期症状」と呼べる特別な症状はないものと考えられます。
参考文献:「ユビー病気のQ&A」を見る青木 眞. レジデントのための感染症診療マニュアル 第4版. 医学書院. 2020
佐々木 結花. 非結核性抗酸菌症. 日内会誌. 2021, 110, p.1092-1098.
阿戸 学ほか. 非結核抗酸菌症. IASR. 2017, 38, p.245-247. - A.
症状から非結核性抗酸菌症を疑うことは難しく、セルフチェックは困難だと考えられます。
解説「ユビー病気のQ&A」を見る非結核性抗酸菌症の症状としては、咳・痰(血痰含む)・体重減少などがありますが、いずれも他の呼吸器感染症でも認められる症状です。
多くの場合、症状だけでなく、画像所見等から専門医(呼吸器科医や放射線科医)が非結核性抗酸菌症を疑い、その後、痰の検査や気管支鏡検査(肺や気管支を調べるための内視鏡検査)を行うことで診断につながります。このため、セルフチェックは困難と考えられます。 - A.
一般的にはゆっくりと発症することが多く、感染初期には症状が出にくい病気です。
解説「ユビー病気のQ&A」を見る「非結核性抗酸菌」はさまざまな細菌の総称であるため、具体的な細菌の種類によって、病気の進行速度が異なります。また、同じ種類の細菌による感染でも、進行速度は人によって異なります。そのため、初期症状について一概には言えませんが、症状が出る場合は咳や痰などが代表的です。
非結核性抗酸菌症の中で最も多いMAC症(MACという菌による感染症)は、一般的な呼吸器感染症と比べて進行が遅いことが多く、何年にもわたって徐々に進行することもあります。このように進行が遅い場合、特に感染初期には症状が出ないことも少なくありません。ただし、MAC症の中にも進行が速い方もいるため、経過は人それぞれです。 - A.
咳や痰、血痰などの症状が出ることがあります。症状が全くなく、健康診断や肺がん健診等で発見される方もいます。
解説「ユビー病気のQ&A」を見る非結核性抗酸菌症、特にMAC症(MACという菌による感染症)では無症状や軽い症状である場合が多く、健康診断や肺がん健診などで病気が見つかることも多くあります。
症状が見られる場合、以下のものが代表的です。他にも、寝汗や体重減少などが起こることもあります。
- A.
土や水の周りなどの日常環境中に存在する非結核性抗酸菌に、感染することが原因です。
解説「ユビー病気のQ&A」を見る細菌の中に「抗酸菌」と分類される種類のものがあります。「非結核性抗酸菌」とは抗酸菌の中で結核菌とらい菌以外のものを指し、100種類以上の細菌を含みます。この非結核性抗酸菌に感染することが、非結核性抗酸菌症の直接的な原因です。
感染経路や感染リスクについて
非結核性抗酸菌は水の周りや土壌など日常生活の広い範囲に存在すると言われており、細菌を含んだほこりや水滴を吸い込むことによって、感染することが主であると考えられています。日常生活に存在する菌であるにもかかわらず、なぜ一部の人が発症するのかは、十分に解明されていません。
気管支拡張症や肺結核後遺症、COPD(慢性閉塞性肺疾患)など肺に基礎疾患があることは、発症のリスクと考えられています。HIV感染症を背景として、非結核性抗酸菌症を発症することもあります。しかし、基礎疾患がない方に発症することも少なくありません。
抗酸菌感染症(結核を除く)について、医師からのよくある質問
- 皮膚に膿(うみ)が溜まった水ぶくれがありますか?
- かさぶたがありますか?
- 皮ふにコブ状のものがある、または触れますか?
- せきが出ていますか?
- 皮ふにただれている場所や、めくれている場所がありますか?
監修医師
診療科・専門領域
- 呼吸器内科