手足のしびれ
の原因と、関連する病気をAIで無料チェック
更新日:2023/08/03
「手足のしびれ」がどの病気に関連するかAIでチェックする
手足のしびれについて「ユビー」でわかること
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「手足のしびれ」はどんな症状ですか?
手足のしびれとは
「手足のしびれ」に関連する主の病気には、骨粗しょう症、腰椎症、腰痛症などがあります。
「手足のしびれ」に関連する症状はありますか?
「手足のしびれ」のQ&A
- A.
神経や血管が圧迫されることで起こります。
解説「ユビー病気のQ&A」を見る正座することで脚に体重がかかると、床と筋肉などの間に神経や血管が挟まり圧迫され、しびれが起こります。神経自体が圧迫されることで神経が一時的に障害を感じてしびれることもありますが、血管が圧迫されて神経への血流が悪くなることでしびれを感じていることが多いでしょう。
一時的なものなので血流が良くなれば改善しますが、無理に正座を続けると後遺症を残すことにもなりますので、注意してください。 - A.
お尻の下からつま先にかけてのいわゆる「足」に、全体的ないしは部分的に「ジンジン」「ピリピリ」と表現されるような感覚が起こった状態です。
解説「ユビー病気のQ&A」を見る足の「しびれ」とは、「ジンジン」「ピリピリ」などと表現される感覚が足全体もしくは足の一部に起こっている状態を言います。
神経の障害が原因となって引き起こされることが多く、神経の障害の程度や原因によってしびれの感じ方は大きく異なります。
例えば、以下のような痛みや感覚が「しびれ」と表現されます。- 正座をした後のような感覚
- 針で刺されるような痛み
- 電気が走るような感覚
- 触った感覚が鈍くなる
- 触った感覚が過敏になる
- A.
受診をおすすめします。治療可能な病気や重大な病気が隠れていることもあります。
解説「ユビー病気のQ&A」を見る受診をおすすめします。脳卒中や脊柱管狭窄症、末梢神経障害など治療可能な病気や重大な病気が隠れていることがあります。
特に突然起きた片側の足のしびれの場合は、脳梗塞や脳出血などの脳卒中の可能性が高くなるため、すぐに救急病院を受診しましょう。
徐々に起きたしびれの場合は急ぎはしませんが、かかりつけの医師に相談し、適切な診療科を紹介してもらうと良いでしょう。
いつからどこがしびれるのか、症状はどのように変化してきたのか、どうすると悪化する、改善するなど、既往歴、内服薬、喫煙・飲酒量を説明できるようにしておくとスムーズです。
ただし、受診しても明確な原因が見つからず、しびれと付き合っていかないといけない可能性があることも頭に入れておきましょう。 - A.
しびれの症状によって、推奨される診療科が異なります。
解説しびれの症状によって診療科が異なります。
救急要請や早急な総合病院の救急外来の場合
以下の場合には、脳梗塞や脳出血の可能性があるので、救急要請や早急な総合病院の救急外来などの受診をおすすめします。
- 突然片側の足全体(同時に体の半身・片方の手にしびれが起こることもあります)がしびれる
- 足のしびれと一緒に、力が入りづらいという症状がある
- 足のしびれと一緒に、呂律が回りにくいという症状がある
それ以外の場合
それ以外のしびれの場合は、整形外科、もしくは脳神経内科を受診するのがよいでしょう。
また、かかりつけの一般内科がある場合、担当の先生に一度相談して専門科を紹介してもらうのもよいでしょう。参考文献:「ユビー病気のQ&A」を見る山中 克郎. 疾病救急での臨床推論(診断プロセス,red flag sign等)さまざまな情報収集による救急疾患の診断. 日本内科学会雑誌. 2019, 108, p. 2454-2459.
- A.
具体的にどのようなしびれか、しびれ以外の症状があるか、持病はあるかなどを説明しましょう。
解説医師に正確に症状を伝えるために、以下の項目についてメモなどにまとめておけるとスムーズです。
いつからしびれているのか
何日前からしびれているのか、症状は続いているのか、時間帯などはあるのかなどを伝えましょう。
しびれている箇所
ざっくり「足」という広い範囲ではなく、例えば「右足のすねから足の甲にかけて」など具体的に言えると良いでしょう。
どうしていると症状が良くなる/悪化するか
長時間座っているとしびれがひどくなる、安静にしていると良くなるなど具体的に説明しましょう。
しびれの程度
どの程度のしびれがあるのか(たとえば10段階中だとどのくらいのしびれなど)伝えましょう。
しびれ以外の症状の有無
感覚が鈍い、むくみがあるなどを伝えましょう。
時間経過での症状の変化
1週間前から悪化しているなどを伝えましょう。
持病や内服中の薬の有無
持病の有無や内服中の薬の有無も伝えるようにしましょう。
参考文献:「ユビー病気のQ&A」を見る山中 克郎. 疾病救急での臨床推論(診断プロセス,red flag sign等)さまざまな情報収集による救急疾患の診断. 日本内科学会雑誌. 2019, 108, p. 2454-2459.
- A.
しびれに加えて痛みや脱力などの症状が見られる場合や、しびれが続いて日常生活に影響が出ている場合は受診を検討しましょう。
解説以下の症状がある場合、脳梗塞や脳出血の可能性があるので、早急に受診・救急要請をしましょう。
- 突然片側の足全体(同時に体の半身・片方の手にしびれが起こることもあります)がしびれる
- 力が入りづらい
- 呂律が回りにくい
また、上記のような症状がなくても、しびれが悪化して日常生活に支障をきたしている時や、しびれ以外に痛みや皮膚の色の異常やむくみなどの気になる症状がある時も、受診を検討しましょう。
参考文献:「ユビー病気のQ&A」を見る山中 克郎. 疾病救急での臨床推論(診断プロセス,red flag sign等)さまざまな情報収集による救急疾患の診断. 日本内科学会雑誌. 2019, 108, p. 2454-2459.
- A.
原因によるため一概には言えません。神経が圧迫される姿勢をとっている場合はすぐにやめましょう。
解説「ユビー病気のQ&A」を見る原因によるため一概には言えません。神経が圧迫される姿勢をとっている場合はすぐにやめましょう。
突然起きた片側の足のしびれの場合は、脳梗塞や脳出血などの脳卒中の可能性が高くなるため、すぐに救急病院を受診しましょう。
明確な原因がわからない場合は、即効性のある対処法はありません。原因がわからないと治療もできないため、かかりつけ医に相談して適切な診療科を紹介してもらい受診することをおすすめします。
ただし、受診しても明確な原因が見つからず、しびれと付き合っていかないといけない可能性があることも頭に入れておきましょう。 - A.
長時間にわたって神経が圧迫される行為は控えましょう。また、喫煙習慣やアルコールの多飲習慣があれば見直しましょう。
解説足を組む、強く圧迫される靴下を履くなど、長時間にわたって神経が圧迫される行為は控えましょう。
また、喫煙習慣やアルコールの多飲習慣があれば、禁煙・禁酒に取り組みましょう。
他にも、冷えなどのように、しびれがひどくなる特定の原因がある場合は、できる範囲で避けることが大切です。参考文献:「ユビー病気のQ&A」を見る腰椎椎間板ヘルニア診療ガイドライン策定委員会, 日本整形外科学会診療ガイドライン委員会.腰椎椎間板ヘルニア 診療ガイドライン2021. 南江堂,2021.
“一般社団法人 日本神経学会”. (参照 2023-01-18). - A.
はい、あります。
解説「ユビー病気のQ&A」を見るはい、ストレスが原因で自律神経の調節がうまくいかなくなり、しびれを感じることがあります。
しかし、脳卒中や脊柱管狭窄症、末梢神経障害など、検査でわかるような病気ではないかを一通り調べた上で、何も異常が見つからなかった時に診断されるものです。
まずは総合診療科、脳神経内科、整形外科、脊椎脊髄外科などを受診することをおすすめします。
ストレスが原因と考えられ、明らかな原因がある場合はできる限り対策を打ったり、日常生活のリズムを整え、適度な運動、規則正しい生活、バランスの取れた食事などを心がけましょう。
自分の体のことを気軽に相談できるクリニックの先生など、家庭医を見つけておくと良いです。 - A.
はい、あります。特に片足の場合は可能性が上がります。
解説「ユビー病気のQ&A」を見るはい、脳梗塞の可能性はあります。特に、突然、片側に足のしびれが出た場合は可能性が高くなります。
正座をしていたなどのきっかけもなく、突然足がしびれ始めた場合はすぐに病院を受診しましょう。
受診する際は、お薬手帳を持参し、これまでの病歴やアレルギー歴、喫煙歴などを答えられるように準備をしておくとスムーズです。 - A.
さまざまな病気が考えられます。例えば、突然左足だけにしびれが生じた場合、右側の脳の血管障害の可能性があります。
解説「ユビー病気のQ&A」を見る神経は脳と脊髄から成る中枢神経と、手や足へとのびる細かな末梢神経とに大きく分けられますが、このうちどの部位が障害を受けてもしびれは起こります。
また、「しびれ」と表現されていても、さまざまな感覚の障害がありますし、実は力が入っていないといった運動の障害である可能性もあります。このような複雑さから、病院を受診し検査を受けても原因が掴めないこともあります。
具体的に、しびれの原因となりうる病気を部位ごとにまとめると以下のようになります。脳の障害
脳梗塞や脳出血、腫瘍などが考えられます。例えば、左足のしびれであれば、典型的には右側の(例外はあります)脳に、これらの障害が起こっていることが考えられます。
突然の発症した場合は、脳梗塞や脳出血の可能性があるため、すぐに脳神経外科や脳神経内科のある病院を受診しましょう。脊髄の障害
脊柱管狭窄症や、椎間板ヘルニアなどの病気が考えられます。両側の症状が出ることが多いですが、感覚神経が脊髄に入っていくあたりの障害だと、片側のみの障害となることもあります。
末梢神経の障害
- A.
症状が続く場合には重大な病気が隠れていることもあるので、受診を検討しましょう。
解説足のしびれが治らず、症状が継続する場合には、重大な病気が隠れていることもあるので、受診を検討しましょう。
通常、正座など圧迫による原因がある場合はそれを解除すれば改善していきます。参考文献:「ユビー病気のQ&A」を見る山中 克郎. 疾病救急での臨床推論(診断プロセス,red flag sign等)さまざまな情報収集による救急疾患の診断. 日本内科学会雑誌. 2019, 108, p. 2454-2459.
- A.
原因が長時間の正座などはっきりしており、一時的な症状の場合には放置していても問題ありませんが、重大な病気が隠れていることもあります。
解説長時間の正座など、原因がはっきりしており、一時的なしびれの場合は放置していても問題ありません。
しかし、重大な病気が隠れていることもあるので、以下の場合には医師に相談しましょう。- 症状が持続する場合
- 症状が増悪する場合
- 日常生活に支障がある場合
- 足のしびれ以外の随伴症状がある場合
脳卒中や脳梗塞などの病気が見つかる場合もあり、緊急受診をしたほうが望ましい場合もあります。
参考文献:「ユビー病気のQ&A」を見る山中 克郎. 疾病救急での臨床推論(診断プロセス,red flag sign等)さまざまな情報収集による救急疾患の診断. 日本内科学会雑誌. 2019, 108, p. 2454-2459.
- A.
脳梗塞や脳出血のような脳の病気、脊髄や末梢神経が圧迫される病気などが考えられます。
解説「ユビー病気のQ&A」を見る突然片足にしびれが生じてきた場合は、脳梗塞や脳出血による脳血管障害の可能性があるため、緊急での受診が必要です。
また、腰椎椎間板ヘルニアなど、脊髄や脊髄から伸びる末梢神経が何らかの原因で圧迫される病気によっても、足が急にしびれることがあります。 - A.
外反母趾や痛風などの可能性があります。
- A.
脊椎・脊髄の病気、足の血管が細くなる病気、全身の病気などが考えられます。
解説「ユビー病気のQ&A」を見る - A.
突然片足だけにしびれが生じた場合、脳梗塞や脳出血による脳血管障害の可能性があります。
解説「ユビー病気のQ&A」を見る突然片足だけにしびれが生じた場合は、脳梗塞や脳出血による脳血管障害の可能性があります。脳血管障害では、片足のしびれ以外にも「意識がおかしい」「呂律が回らない」などの症状が見られる場合があります。
慢性的な片足のしびれの場合には、抹消神経の圧迫や、脊髄・脊椎における神経の障害の可能性も考えられます。 - A.
休息をとりながらでないと歩けないほどの足の痛みやしびれなどの症状がある場合、閉塞性動脈硬化症の可能性があります。
解説「ユビー病気のQ&A」を見る動脈硬化が原因となる、閉塞性動脈硬化症という病気の可能性があります。
はじめは足のしびれや冷感などの症状が見られ、進行すると、痛みのせいで休息をとりながらでないと歩けないなどの重い症状が見られるようになります。 - A.
足のしびれ以外に「意識がおかしい」「呂律が回らない」などの症状が見られる場合、脳卒中の可能性があります。
解説「ユビー病気のQ&A」を見る脳卒中による足のしびれは「突然発症する」「片側の足だけがしびれる」という特徴があります。
それ以外にも「意識がおかしい」「呂律が回らない」などの症状が見られる場合も、脳卒中の可能性があります。 - A.
糖尿病で血糖値が高い状態が続くと神経が傷つき、しびれや冷えなどの症状が足先や手先に出ることがあります。
解説「ユビー病気のQ&A」を見る糖尿病で血糖値が高い状態が続くと神経が傷つき、しびれや冷えなどの症状が生じます。
症状は末梢(手足の先のほう)に出やすく、しびれや冷えの他、以下の症状が現れることがあります。- 手先、足先が痛む
- 感覚が鈍くなる
- 足の裏に何かが貼りついた感覚がある
- こむら返りが起きやすくなる
- A.
腰椎椎間板ヘルニアの可能性があります。
解説「ユビー病気のQ&A」を見る一般的に、足のしびれを起こすヘルニアと言えば、腰椎椎間板ヘルニアであることが多いです。
腰椎椎間板ヘルニアでは足以外にも、腰やお尻のあたりのしびれや痛み、力の入りにくさなどの症状が見られることがあります。 - A.
筋肉の硬さや姿勢、喫煙、アルコールの摂り過ぎ、体の冷えなどが原因となることがあります。
解説筋肉の硬さや姿勢、喫煙、アルコール多飲、体の冷えなどが原因になると考えられます。
足のしびれの日常生活上の原因
筋肉の硬さや姿勢
筋肉の硬さ、中腰での長時間作業、運転などで長時間座ったままの姿勢でいることなどが原因となります。
また、長時間足を組むなどして外部から力がかかり続けることにより、中の神経が気づかない間に圧迫され、しびれが起きることがあります。喫煙
脊髄・脊椎の病気や血管が関わる全身の病気など、しびれの原因となるさまざまな病気と、喫煙習慣の関連が指摘されています。
アルコール多飲
アルコールそのものによる影響と、一緒に消費されてしまうビタミンの不足で、足のしびれが起こります。
体の冷え
膠原病が原因のしびれでは、体の冷えが原因となることがあります。
参考文献:「ユビー病気のQ&A」を見る“一般社団法人 日本脊髄外科学会”. (参照 2023-01-18).
腰椎椎間板ヘルニア診療ガイドライン策定委員会, 日本整形外科学会診療ガイドライン委員会.腰椎椎間板ヘルニア 診療ガイドライン2021. 南江堂,2021.
“一般社団法人 日本リウマチ学会”. (参照 2023-01-18). - A.
神経の圧迫を起こす病気、脊椎の病気、脳の病気、糖尿病などの全身の病気など、原因はさまざまです。
解説足のしびれをきたす病気は多岐にわたります。
代表的には、以下のような病気が考えられます。足のしびれの代表的な病気
下肢の神経の圧迫を起こす病気
梨状筋症候群、足根管症候群など
脊椎・脊髄の病気
脳の病気
脳出血、脳梗塞など
全身の病気
糖尿病、アルコール性、血管炎、自己免疫疾患など
薬の副作用によるもの
抗がん剤、抗てんかん薬、抗結核薬、抗不整脈薬、免疫抑制剤など
参考文献:「ユビー病気のQ&A」を見る鈴木 則宏, 神田 隆.神経内科Clinical Questions & Pearls 末梢神経障害. 中外医学社,2018.
栗山 勝, 寺本 純, 佐藤 滋, 中川 正法, 井川 正道. 薬物と神経筋障害:診断と治療の進歩. 日本内科学会雑誌. 2007, 96, p. 1664-1685. - A.
ビタミンB群(B1、B6、B12、葉酸など)のサプリメントが挙げられます。
解説ビタミンB群(B1、B6、B12、葉酸など)が不足することで、手足のしびれを起こすことがあります。特にアルコールを多く飲まれている方では、不足しやすい傾向にあります。
すべての足のしびれに効果があるわけではありませんが、自宅でできるケアとして、サプリメントを試してみるのも一つの手です。
ただし、薬局などで買えるサプリメントは、有効成分の含有量がメーカーごとに異なっていたり、他の成分が入っていたりすることもあるので、内服する前によく確認しましょう。参考文献:「ユビー病気のQ&A」を見る佐藤 亮太, 神田 隆. ビタミン欠乏性ニューロパチーとアルコール性ニューロパチー. BRAIN and NERVE. 2019, 71, p.1019-1024.
“一般社団法人 日本神経学会”. (参照 2023-01-18).
手足のしびれはどんな病気に関連しますか?
手足のしびれに関連する他の症状をチェック
手足のしびれについて、医師からのよくある質問
- 足の付け根から足の指までのどこかにしびれはありますか?
- 膝から下にかけてしびれがありますか?
- 足の膝から上にかけて(太ももなど)しびれがありますか?
- じっとしているときも足はしびれますか?
- 腰を曲げると足はしびれますか?
監修医師
診療科・専門領域
- 整形外科