気管支喘息の重症度はどのように分類されますか?
軽症間欠型、軽症持続型、中等症持続型、重症持続型の4段階の重症度があります。
気管支喘息の重症度は、症状の頻度や程度により次の4段階に分類されます。
軽症間欠型
症状は週に1回未満で軽度かつ短時間。低用量吸入ステロイド薬の定期使用が推奨されます。
軽症持続型
症状が週に1回以上あるが、毎日ではありません。吸入ステロイド薬の定期使用が推奨されます。
中等症持続型
症状が毎日あり、発作治療薬がほぼ毎日必要です。吸入ステロイドと長時間作用型β2刺激薬の併用が一般的です。
重症持続型
毎日症状があり、しばしば悪化します。高用量の吸入ステロイドの他、生物学的製剤が必要となる場合があります。
この分類に基づいて治療が行われ、重症度に応じた適切な管理が重要です。
気管支喘息の治療について詳しく知りたい方は、かかりつけ医に相談しましょう。
また、受診や薬の待ち時間の負担が少なく、気軽に医師に相談できるオンライン診療サービスを利用するのも良いでしょう。
公開日:
最終更新日:
京都大学医学部附属病院 呼吸器内科
山形 昂 監修
(参考文献)
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